突発性難聴
"健人くんの人生は、ここで終わり。"
わたしはとあるお寺で2ヶ月ほど過ごしていました。
そこで、発達障害とおそらく二次障害で双極性障害、病名をひけらかしたいわけではないですがパーソナリティ障害などを孕んだ相当な生きづらさを抱えていることがわかりました。
お寺にいれば治って立派になれると謳われていましたが、わたしは断薬を推奨する方針をはじめ価値観や信条を受け入れられず未曾有に体調を悪化させ、数回の家出騒動ののち実家にかえりました。
そこからも大変でした。
わたしの願いは発達や双極についてしっかり医療につながって診断を受けることでした。
どこのクリニックにかかるにも紹介状が必要で、しかたなく最後のかかりつけのアルコール依存のクリニックに行くも、手のひら返して"自分で症状を作り出している。勝手にしろ"。わたしに躁転の原因になったSSRIを出した医者の言葉です。
その診察が終わったあと、怒りや憎しみが閾値に達したのか、突然後頭部に瘤のような血溜まりを感じて、ビュービュー耳鳴りがはじまりました。
日に日にひどくなり、イヤホンをつけても左が全く聴こえません。
近くの耳鼻科から大病院を紹介されて言ったところ、重度の突発性難聴でした。
これから毎日ステロイド注射です。
精神のほうは、10年来の老舗の神経科の先生に引き続き診てもらうことにしました。
誰のせいにしてもしかたがない。
しかしわたしは能力を発揮できなくてボロボロに惨め。
全然関係ないんですが父がiMacを新調していました。いいなあ。わたしにくれたらなんでも爆速でできるのになぁ。
クソ。やるしかねえ。
マイナスからのスタートというとあまりに手垢のついたコピーのようですが、コンピューティングで次のコンピューター買えるくらいはやってやるぞ。
うまずたゆまず、頑張ります。
水野健人
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