1通のメールで、自分を取り巻くアカペラ環境がガラリと変わった話。
2018年11月18日。
アカペラ総合メディア「ハモニポン」の運営に参画して、ちょうど1年が経過しました。
おかげさまで、メディア全体としては累計約20万PV、Twitterアカウントのフォロワーも2000人以上となり、少しずつアカペラーの皆様にも認知されてきたのかな、と思っています。
最近よく聞かれること
そんな中で、最近次のようなことをよく聞かれます。
・「どういうきっかけで参画したの?」
・「何が目的で参画したの?」
・「"アカペラ総合メディアの運営"って、具体的には何やっているの?」
・「実際何にメリットを感じているの?」
・「やめたくなったこととかないの?」
どの内容にも、その場その場で答えてはいるものの、口下手なこともあってか、いまいち上手く伝えられないことが多くて…。
なので、自分の振り返りも兼ねて、このような文章の形でまとめることにしました。
※全部まとめるとそこそこの分量になってしまうので、何回かに分けようと思っています。
【目次】
◆「ハモニポン」の運営に参画したきっかけ
◆ほぼ初対面にもかかわらず、図々しいメールを送る
◆自分が取るに足らない存在だとわかっていても、一歩を踏み出せた理由
◆この1年で起こった変化
◆小さな行動でも、大きな変化を生み出す種となる
「ハモニポン」の運営に参画したきっかけ
そもそものきっかけは、「ハモニポン」の編集長であるJぺい(@Junpeix)さんのツイートを見て、メールを送ったことでした。
「なぜTwitterのDMではなく、メールなの?」と思われるかもしれませんが、お恥ずかしい話、当時はJぺいさんのアカウントと相互フォローではなく、DMを送れなかったのです…。
ほぼ初対面にもかかわらず、図々しいメールを送る
流石にリプライで連絡するのは気がひけるし、どうしたものか、と二の足を踏んでいたのですが、たまたま閲覧したJぺいさんのブログでメールアドレスを発見し事なきを得ます。
(以下、実際の文面)
いや〜、図々しい!
今見返すと本当に拙いというか、空回りしているというか、情けない文章なのですが、それでも当時の自分にはそれが精一杯でした。
というのも僕はハモネプ・JAM・アカスピといった、いわゆる「アカペラの全国大会」に出たこともなければ、名の知れたグループのメンバーでもなく、強豪サークルに所属しているわけでもない、どこにでもいる普通のアカペラーだったからです。
自分が取るに足らない存在だとわかっていても、一歩を踏み出せた理由
思い返すと、勇気を出して連絡してみよう、という決断ができたのは、他のアカペラーと違う点が3つあったからだと思います。
①学生時代から、地方のサークルと首都圏のサークルでは入手できるアカペラの情報に差があると感じており、アカペラに関する情報が網羅的に得られる場が必要だと考えていたこと
②仕事柄、記事制作に必要な工程や、Webメディア運営が円滑に回るようにするための体制構築、運用方法にある程度精通していたこと
③以上2点から、アカペラに関する情報発信のためのWebメディアを作ろうと、真剣に考えていたこと
そんなタイミングで、自分より大きな影響力・発信力があるアカペラーの「アカペラ総合メディアを立ち上げます!」という宣言が目に入ってきたのですから、いても立ってもいられなくなった、というわけです。
この1年で起こった変化
そんな経緯で「ハモニポン」の運営に参画して、あれよあれよと1年が経ちました。
これまでに起こった変化を一部挙げてみます。
・同じような志をもった仲間と出会えた
・それまでは雲の上の存在だと思っていたトッププレイヤーの方々と一緒に、コンテンツを作ったり議論したりする機会をいただいた
・アカペラ関係で制作・発信などの活動をしている方々の集まりにお招きいただいた
・大会の審査員を務める機会をいただいた
・単純に、全国各地にアカペラ関係の知り合いが一気に増えた
どの変化も、1年前には想像もつかなかったことばかりで、いまだに実感が湧かないことも多いです。
小さな行動でも、大きな変化を生み出す種となる
何が言いたいかというと、「たったメール1通」でも、自分を取り巻く環境は変えられると思うのです。(もちろん、さまざまところでご縁やチャンスに恵まれた部分は大いにあり、関係者の皆様には感謝してもしきれないのですが…。)
なので、もし今この記事を読んでいる方の中に、「自分を取り巻くアカペラ環境を変えたい」と思っている方がいらっしゃいましたら、どんな小さなことでもいいので、勇気を出して行動してみることをおすすめします。(偉そうな言い方をしていますが、僕ができたことも所詮、「メールを1通送った」だけです。)
行動すること、変化を起こすことは、怖いと感じるかもしれません。失敗したり、恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。
でも、行動したことによって少しでも理想の状態に近づけるとしたら、ワクワクしませんか?
もし上手くいかなくても、人生が終わるわけではありません。いつもと変わらず明日はやってきます。何年か経ったら、全部ひっくるめて、きっと笑い話になります。
…とはいえ、僕も「ハモニポンで制作ディレクターやります!」というツイートをした時は、ビクビクしながらスマホで文面を打ち、変な言い回しや失礼な表現がないかどうか、何度も読み返しました。
やっぱり怖いものは怖いんですよね(笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
次回は、「何が目的で参画したの?」について書こうと思います。
#アカペラ #ハモニポン #メディア運営 #記事制作
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