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母校からの資金調達

本日発表させていただきましたが、高校/大学とお世話になった学校法人立命館によって創設された立命館ソーシャルインパクトファンドより、5,000万円の資金調達を実施し、併せて、札幌市内に自社ウェットラボを開設しました。

優秀な生徒だったかと言うと、それはもう謙遜など一切なく、中の中をまーっすぐと進む、勉学やソーシャライズにおいて抜きん出ているものは何も持ち合わせていない小僧でした。まさか起業後にこんなことが起きるなんて「エモすぎだろ…!」と、ふとした瞬間に思います。

本noteでは、立命館での思い出や、頑なにデッドで調達し続ける理由について書きたいところですが、シード期にわざわざ自社ラボを開設した(できた)理由について書きます。非研究バックグラウンドでバイオテックスタートアップをやろうとしている人(ニッチすぎるか…!)は参考になるかもしれません。

本当はまだ持ちたくなかった自社ラボ

売上が不安定な1歳のヨチヨチスタートアップの場合、何事もできるだけ所有せずに身軽に経営したいと考える経営者は多いのではないでしょうか。私ももれなくそうです。しかし、自社ラボを開設しました。

komhamにとって、処理性能のエビデンス立証と商品製造フローの見直し/確立は、今後、より安全に安定したサービスを提供するために、まず突破しなければならない第一関門です。そのため、研究職の母校や以前所属していた学術機関と共同研究の実施を模索し続けた2020年でしたが、現場レベルではすぐにOKが出ても、いざ契約となると「この内容飲んじゃったら、弊社は一体いつグロースできるんだ。。」と言わんばかりの内容がずらり。

研究は進めたいし、研究できる頭脳もあるし、目の前に空いているラボもあって、先生の使用許可も出てるのに研究がはじめられない!と悶々とした日々が続きました。

そこで現れた救世主が立命館ソーシャルインパクトファンド札幌市です。今回のラボ開設は、本資金調達と札幌市のサポートに恵まれなければ実現不可能でした。

💡 大学発ベンチャーなどの場合、弊社が達することができなかったウルトラCな選択肢があるのかもしれません。

寒さが得意なら札幌拠点オススメです。

弊社がラボを開設したのが「札幌市エレクトロニクスセンター」です。もちろん審査はありますが、IT・バイオ関連企業の場合、開設時に助成があります。開設費だけでなく、人件費もです。

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ちなみに、この他に、入居施設側からも補助金があるので、実質3年間は、何かかしらの補助を受けて運営ができます。

知財を自社で100%持つこと前提で事業計画を引いている場合、イニシャルの持ち出しはあるものの、ロイヤリティを共同研究機関と分ける必要がないため、旨味が大きいです。

そして、なによりもオススメな点は、窓口のスピード感。絶対にスタートアップとは異なる速さで回っているだろう組織に属しながらも、ルールから逸脱しないギリギリの前のめりスタンスで何事も対応してくれます。誇張なしでコミュニケーションでストレスを感じたことがありません。

私がkomhamの代表でいる限り、本店を札幌市から移さず、必ず納税で返したいと心の底から思っています。

最後に

学校法人立命館とは、債権者/債務者の関係に留まらず、母校で経験させてもらった以上のワクワクを、今度は私から仕掛けてご一緒できるような関係を作りたいと考えています。事業をグロースさせるだけでなく、リスクを取っていただいた分も、ワクワクで必ず返すことをここに誓い、本日のnoteは終わりにしようと思います。

▼ 母校が立命館で起業家の方はぜひ…!

今後、学校法人によって創設されるファンドが増える傾向にあると風の噂で聞いています。母校に問合せてみると、もしかするとそんな動きがあるかもしれません。

弊社事業についてご興味持っていただけた方は、ぜひお気軽にご連絡いただけますと幸いです。一緒に営業してくれる方も、絶賛募集中です!

問合せ先
hi@komham.jp
https://www.facebook.com/suno.nishiyama/

最後の最後におねだりさせてください…!ポチっとしてくれたら、研究がさらに捗ります。

ご覧いただき、ありがとうございました!

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