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「葬送のフリーレン」:癒やしと解毒のアニメ
*2023/10/3作成
今のぼくは、生と死について考える時期らしく。
普段よりも、その手のことを考えるきっかけになるような題材によく出会ってる・・ような感覚があるのですが。
先週から始まった「葬送のフリーレン」というアニメも、まさにそのど真ん中でした。
人間より寿命が長いエルフの魔術師が、勇者チームの仲間たちを看取った後、彼らとの思い出を確かめ、彼らのやり残しを片付ける旅を描いた物語です。
身近な人の死に際して思うことは、もっとよくその人のことを知ればよかったという後悔。
そこからストーリーが始まります。
例えば、仲間が「XXXという花が美しかった」と言っていた、その花を探しに行ったり。
仲間のやり残した仕事を片付けに行ったら、その村人から昔、仲間が語っていた言葉を聞いたり。
亡くなった人の死を受け入れるとか、その人の想いとともに生きるとかというのは、そういうことだよね〜って思いながら。
初回は金曜ロードショー枠で2時間ありましたが。
ずっと、泣き続けてました。
そんなストーリーが、海や山やのどかな街や村の風景とともに、のんびり描かれていきます。
「SPY X FAMILY」のアーニャ役の声優さんの、力の抜けた自然体な声も居心地がいいので。
めちゃめちゃ癒やされるし、涙とともに毒も出ていく感じがします。
ぼくの経験から言うと、生と死の話は、身近な人のことから始まりますが。
本丸は、”自分の“生と死に向き合って、その上で今を生きるとこにあるのではないか・・と。
そこまでこの物語が進むのかどうかは知りませんが・・。
とにかく、これには一発でヤラれました。
毎週、タオル片手に見ようと思います。
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