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レモンシロップは、どうやってできるか?
去年の初夏の頃、初めて梅シロップをつくったときもそうですし。
この冬、レモンでシロップを作ったときもそうなんですが。
この手のシロップって、大きなビンの中に、果物と氷砂糖を交互に積み重ねて置いとくだけで、出来ちゃうんですよね~。
知ってる人は知ってるんでしょうが。
ぼくには不思議で不思議でしょうがなくて。
でも実際にレモンを入れたビンを見てると、本当に数日のうちに、ビンの下の方にトロリとした液体が溜まっていくので。
これはとても面白いな・・と思って観察してました。
で、初めての梅シロップ作りから半年も経った今頃になって。
ふと、「なぜ、シロップができるのか?」をgoogleさんに尋ねてみたのですが。
答えは、「浸透圧」とのことでした。
確かに、高校の頃、物理の授業で聞いたことのある言葉でしたが・・。
つまりは、全く水分を持ってない氷砂糖を、果汁たっぷりのレモンに接触させると。
水分を均等に分散させようとする力=浸透圧が働いて。
水分のある方からない方へ、レモンから氷砂糖に向かって、果汁が吸い取られて行って。
その果汁が、氷砂糖を溶かして、甘いシロップになるのだ・・と。
いや~面白いよね~なるほど~と思いました。
ならば、特にシロップになるのに時間がかかる梅なんかの場合は。
梅の果肉を細切れにして、氷砂糖と混ぜこぜにして、出来る限り梅と氷砂糖の接触面積を増やせば、スピード化できるのでは?
とか考えちゃいました。
来年、実験してみよう・・と。
今の時代、「知らない」とか「分からない」は言い訳にならない。
ただ単に、自分で調べようという気持ちがないだけ、足りないだけ。
こんなに世界が楽しく見えるのならば、どんどん、google やAIさんに聞いてみよう~と、改めて思いました。
写真↓はこの冬2回目のレモンシロップですが。
作ってる過程が、前回よりももっと楽しくなりました。
それに、冬のシロップは、お湯で割ると簡単にホットレモネードができて。
作業を切り替えるときの気分転換とか、ちょっとした小腹を満たすのに大活躍です。
この冬は、もう一回くらい作りそうな予感?もしますが。
とにかく、なんと言っても、梅シロップがおいしかったので。
今から、梅の季節が楽しみです~。
<見出し画像につき>
遠近感が変ですが。
奥の真ん中は2Lビンで、手前の両端は元はちみつ用の小さいビンです。
シロップが溜まるのを見てるだけで、楽しいです。