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2023/08/08

夏休みである。

最近よく絵を描いている。
デジタル絵ではレイヤーという階層をいくつも用意することができて、背景だとか人物だとかパーツだとかを移動したりしながら貼り絵のように画面を構成することができる。だが倶楽部はこれがどうにも工業的というか、完璧すぎるような気がしてあまり好きではない。
なので今までの絵もごちゃごちゃさせたいからレイヤー一枚でよく書いていたのだが、それでもなんか違うなと思っていた。
最近わかった。背景だ。せっかく描く対象の輪郭が混じり合っているのに背景だけが浮いている。
clip studioでは普通のレイヤーの他に背景レイヤーという色一枚のレイヤーが予め設定されているのだが、コイツが後ろの色と混ざってくれないから違和感があったのだ。なので背景含めて一枚のレイヤーで描くようにしたらなんか納得できるのが描けそうになってきた。こんな感じ。

背景色は黄色。周りを青にしたのは単調すぎた。でもこれはこれで昔の安っぽい印刷のようで非常に好き。伸びなかったが、いずれわかってくれるはず
影になる紫は服の青と混ざって自動で生まれている。こういうのがやりたかった。


ヤりたいことに技術が追いついていない。
傑作。

マティスの回顧展に行ったのでその影響をそのまま受けている。

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