藤井風は天才だ!
香港のライブで、東方之珠という香港の主権移譲前の状況を背景にした、香港の人達にとっては、まさに望郷の一曲を、風さんは、自分の「まつり」という曲にミックスして歌ったらしい。まつりという曲も聞く人によって、解釈は様々だろうが、私は、今の世界にとって必要な事を歌っていると捉えている。今までの概念が崩され、人々が分断していく状況の中、藤井風の「まつり」という曲は、私達は失っていくものばかりではない。まつりは世界中の人々の故郷にあり、そこには共に過ごした家族や人々との日々があり、自分が愛し、愛された景色があり、それらは、いつでも、いつまでも自分の心の中に生き続け、まさに自分自身が故郷そのものであるのだから、それを忘れずに、自分を愛しましょう!大切にしましょう!希望を忘れてはいけない!逆境の中にあっても、新しい何かは、常に芽吹いているのだから。。つまりこの曲のタイトル「まつり」とは、愛する故郷であり、愛する自分自身のことである。
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