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「わしの尾×尾半の融合!びハンパない日本酒 UMIWASHIの秘密」【第一部】


こんにちは!山田愛がびはんパない、間瀬慶蔵です。

これまでワインの記事を書いてきましたが、実は日本酒も大好きです。今回は、日本酒にスポットを当てて、私たちが手掛ける新たな挑戦、「UMIWASHI」についてお話しします。


UMIWASHI誕生のストーリー

UMIWASHIは、山田町の米を使い、南部杜氏の技術で醸造した生原酒です。アルコール度数19%のストロングな味わいで、まさに「びハンパない」一本。これまで地域の食文化を活かした商品を開発してきましたが、今回のプロジェクトは特に「山田町の自然」と「伝統の技」の融合を意識しました。


山田町の恵みを活かした酒造り

日本酒を作るなら、ただ美味しいものを作るだけでなく、地元の風土を最大限に活かしたものにしたい。そう考えたとき、私の中でいくつかのアイデアが浮かびました。

  • 山田町の米「ひとめぼれ」を使う(びはん産直・佐藤浩喜さんが生産)

  • 岩手の名蔵元「わしの尾」で醸造する

  • 山田湾の海中で熟成する(UMIWA-SEAへと進化)

この3つの要素を組み合わせることで、「山田町らしさ」を詰め込んだ日本酒ができるのではないかと考えました。


ひとめぼれ×木桶仕込み×蔵元のつながり

日本酒造りといえば、一般的には酒米(山田錦など)を使います。でも、私たちはあえて飯米の「ひとめぼれ」を選びました。

「ひとめぼれ」は、食味の良さが特徴。これを酒にすると、飲みごたえのある味わいになります。さらに、「わしの尾」の南部杜氏の手で木桶仕込みにすることで、より奥深い風味を引き出しました。

木桶仕込みは、発酵が自然の流れで進むため、酵母が本来持っている力を最大限に活かせるのが魅力です。こうして造られた生原酒は、熟した果実のようなふくよかさと、芳醇で力強い味わいが特徴となりました。

「わしの尾」は、創業江戸時代の老舗酒蔵で、伝統を守りながらも新たな挑戦を続ける蔵元です。

また、今回の酒造りのパートナー「わしの尾」の工藤さんとは、岩手銀行が主催する「いわぎん次世代経営塾」で知り合いました。私たちはその2期生で、同じ8代目経営者として意気投合しました。このつながりから生まれた商品開発は、広島オタフクソース×山田の醤油で作った「レモポン」に続く第2弾となります(このストーリーもいずれ書きますね)。

さらに、「わしの尾」の「尾」と、びはん(尾半)の「尾」を合わせ、パッケージには「鷲の尾半」の文字を入れています(笑)。

次回は、UMIWASHIをさらに進化させる「UMIWA-SEA」についてお話しします!

【第二部へ続く】

(※ワインの記事も気になる方は、ぜひ過去の記事もご覧ください!)


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