新畑克也 写真展『ロヒンギャを知る旅 2024』群馬県館林
2024年8月23日から25日に群馬県館林市にて写真展『ロヒンギャを知る旅 2024』を開催します。毎年この季節に館林で写真展をさせていただけることに心から感謝いたします。
2015年にミャンマー西部ラカイン州の村で偶然ロヒンギャの人々と出逢ってから私の「ロヒンギャを知る旅」が始まりました。今年も4月に在日ロヒンギャの方々とバングラデシュの難民キャンプで彼らが支援する学校を訪問することができました。
2017年にミャンマーで起きた大虐殺から今年で7年が経ちますが、隣国に逃れた約100万人の避難民の安全で尊厳のある帰還の目途は立たないばかりか、彼らの故郷ラカイン州北部では国軍と少数民族の武装勢力による内戦が激化し再び多くの市民が巻き添えになっています。
また7月には初めてマレーシアのロヒンギャコミュニティを訪問し、新しい交流も生まれました。
そして今回も継続的にバングラデシュの難民キャンプの学校への支援を続け、2023年には一緒に現地を訪問した学生グループ「僕たち私たちにできること」の活動報告も展示していただきます。
併せて6月に発売された絵本『ぼくたちのことをわすれないで ロヒンギャの男の子 ハールンのものがたり』の原画展も同時開催。
そして最終日の8月25日には豪華ゲストを招いた公開セミナー『ロヒンギャの未来のために』を近隣のカルピスホール(館林市文化会館)で開催します。
会場にお越しくださる皆さまと「ロヒンギャを知る旅」を共有できればと思っています。よろしくお願いいたします。
■新畑克也 写真展
『ロヒンギャを知る旅 2024』
■会 場:日清製粉ウェルナ三の丸芸術ホール(展示室)
■住所:〒374-0018 群馬県館林市城町1-2
■期間:2024年8月23日(金)〜25日(日)
■時間:11時00分〜19時00分
■主催:在日ビルマロヒンギャ協会(BRAJ)
■共催:館林市国際交流協会
■連絡先:ddkua@hotmail.com
【写真家プロフィール】
新畑 克也(Katsuya Shimbata)
1979年広島県呉市⽣まれ。東京都在住。2010年に初めて訪れたミャンマーに魅了され、同国へ幾度も通い、旅先での⼈々との出逢いを写真に収め始める。2015年より⻄部ラカイン州でロヒンギャの村を訪れたことをきっかけにロヒンギャやラカインの問題に関⼼を持つ。以降は主にラカイン州やバングラデシュの集落、難⺠キャンプで撮影を続けている。