「ロヒンギャ難民100万人の衝撃 」中坪央暁
国際NGO「難民を助ける会」(AAR Japan)バングラデシュ・コックスバザール駐在員としてロヒンギャ難民キャンプの最前線で支援活動をされている中坪央暁(なかつぼひろあき)さん。最近では7月30日に河野外務大臣の難民キャンプ視察に同行し現状を報告する様子が大々的に報道されました。
中坪さんのロヒンギャに関する著書「ロヒンギャ難民100万人の衝撃 」が9月2日に発売されました。現時点でのロヒンギャに関する「全て」と言える内容を網羅した500ページを超える大作です。
難民キャンプの最前線に立つ駐在員だからこそ見えるリアルな視点。新聞社の特派員としての経験を生かした膨大な取材。混迷を極めるロヒンギャを取り巻く問題に向き合うために必要なバイブルのような存在。このような書籍は日本で初めてです。私が言うのも何ですが、貴重な資料、教材として全国の図書館や学校、支援団体等で置いておくべき書籍だと思います。
今年5月のラマダンの時期に一時帰国中の中坪さんと群馬県館林のロヒンギャコミュニティを訪れました。その日は丸1日、貴重なお話を聞かせていただきました。そして本作には私も数枚の写真と情報を提供させていただいてます。一人でも多くの方に手に取ってもらえたら幸いです。
「ロヒンギャ難民100万人の衝撃」中坪央暁(出版社めこん)
http://www.mekong-publishing.com/books/ISBN4-8396-0317-5.htm
なお、10月3日(木)には毎日新聞社による「ロヒンギャ難民100万人の現場から」と題したトークイベントが開催、中坪さんが登壇されます。是非ご参加ください。
https://mainichimediacafe.jp/eventcal/?yy=2019&mm=10#l6125
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