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DroidKaigi2022参加レポート
はじめまして。@machiと申します。
普段はみんチャレというアプリの開発をしています。
初のnote記事です。今回は自身の振り返りも兼ねて、先日行われたDroidKaigi2022の参加レポをまとめて公開しようと思います。
初のオフラインイベント
じつは今回のDroidKaigiが人生で初めてのオフラインイベントでした。
会場はとにかく熱気に包まれていて、行っただけでもう楽しくて仕方ないという感じでした!笑
会場にはWi-Fiがなく、こちらはテザリングで凌ぎました。(運営さんからは、登壇者との混線を避けるためWi-Fiテザリングの使用は控えるよう案内がありましたが、結局大丈夫だったんでしょうか、、)
一緒に参加した会社のメンバーは、レンタルのポケットWi-Fiを持ってきていました。
基本は気になるセッションを聞いて回り、休憩時間はソロでスポンサー各社さんのブースを見て回っていました。
セッション中は社内で使用しているesaというツールでメモを取っていました。
以下、気になったセッションのメモです。
気になったセッション
アクセシビリティは向上させる物 ~視覚障害当事者の立場で私が目指している理想的な社会~
調べたところ登壇資料はアップされていないようです。YouTubeで中継がされていて、そちらはアーカイブが残っておりますのでご興味あれば以下からご覧ください。
「ご家族とかに手伝っていただいて」という謎の依頼
という言葉が印象的でした。
(手伝ってもらうという)運用でカバーするのでなくて技術で解決するというのはアクセシビリティ向上にかかわらず大事な姿勢です。
個人的には、過去に高齢者向けスマホアプリを開発していた経験があり、VoiceOverで読み上げられる内容の整合性やカーソルの移動先やなんかには当時とても気を遣っていました。このあたりは本当に「対応する」というより「向上させていく」ものという印象です。
Android/iOSアプリを協調開発するチーム~~スクラム開発の実践とその先へ~~
ドッグフーディングという取り組みが大変興味深かったです。
ドキュメントの内容を担保するQAとは別に、チーム全員で実装した機能を実際に使ってみて感想を共有する時間を設けているそうです。
VoiceOverに関する意見も上がったりするとのこと。
Ask the Speakerにもお邪魔させていただき、頻度は基本週一で機能によること、40分もの長い時間全員が協力できるのはFeatureごとにチームが編成されていることや、会社の文化がもともとそうだったのが大きい、といった、具体的に参考になるお話もお伺いすることができました。
うちでもDETという似たような取り組みはあるのですが別の角度から重要性を再認識できました。
2022年ヘルスケアアプリのつくり方
Health ConnectとGoogle Fitの比較、Health Connectの新規導入手順についての発表でした。
取り扱うデータ種別の探し方は地味に参考になりました。
Askでは、移行にあたって、REST APIの公開停止はまだ発表されていないのでサーバーと連携してFitを使い続ける選択肢もあるという助言をいただくことができました。
ヘルスケアアプリの開発をやっているのでもろもろ参考になります。
実例から学ぶJetpack Composeのパフォーマンス改善
カクカクなサンプルアプリを使って調査方法から改善のアイデアまで一貫してまとめてくださっています。
じつはカンファレンスアプリへのコントリビューションでパフォーマンスの改善をちょろっとやらせてもらっていまして、その過程で調べた内容もあったのでかなり理解しやすかったです。
カンファレンスアプリへのコントリビュートはそういった側面でもおすすめです。
Androidアプリの内と外をつなぐUI
こちらも資料の公開は現時点ではされていないようです。
アプリを起動するとき、アプリを離れるときの体験にかんする、SplashやEdge-to-Edge、BackGestureについての発表でした。
とくに終了時の戻る動作について、将来的にBackGestureも(いまのホームに戻る動きと同様に)指の動きに合わせてアニメーションが動くようになるそうで、アプリが戻るイベントを使うかどうかをあらかじめシステムが知っておかないといけないので、APIの移行が必要という話でした。
移行が思ったより簡単そうで驚きました。
このあたりのお話です。↓
その他もろもろ
ブースはスタンプラリー形式でいろいろまわって行くのが楽しかったです。
どのブースも人がいっぱいでしたが特にLINEさんのCode Review Challengeはいつ行っても人だかりができていました笑 こちらも問題が変わるたびチラ見しに行っていました。
全体的にノベルティが豪華すぎて、無料でいいのかとそわそわしてしまいました。普段使いさせてもらっています。
Day3とMeetUpには参加できず、今回はあまりAndroiderの皆さんとガッツリ交流はできなかったのですが、みなさんの楽しそうなツイートやらなにやらを見て、こちらも今後そういったところに顔を出していきたいというモチベも高まっています。
登壇資料は、以下の方がまとめてくださってます。当記事作成にあたっても活用させていただきました。
録画のアーカイブも後日公開されるそうで、楽しみです。
時間が被っていたり、立ち見だったりでちゃんと聞けなかったセッションもあったので、ゆっくり見るのに大変ありがたいです。
さいごに
スタッフの皆様、登壇者の皆様、おかげさまでとても楽しい三日間を過ごすことができました!
ありがとうございました&お疲れさまでした 🙏 🙏