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新卒ドライバーエピソード集【kmVOICE番外編】

国際自動車株式会社(kmタクシー )のWEB社内報「kmVOICE(ケイエムボイス)」がnoteに登場!営業所の仲間とのエピソードやタクシー業界あるある、時には「ぶっちゃけ話」も!過去2年間の記事の中から、5人の新卒メンバーの「kmVOICE」をピックアップしました。ダイジェストでお送りします!

EPISODE 01
仕事もプライベートも。独自のホスピタリティとニッチな趣味で個性立ちした20代ドライバーにインタビュー!

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PROFILE
境さん。タクシードライバー。東雲営業所所属。2017年第二新卒入社。

最近体調面を気にするように…と言うのは若手ドライバーの境さん。負けず嫌いの性格ゆえ、帰社時間の数分前まで働いて少しでも多く稼ぎ、エンタメ好きの性格ゆえ、明けの日もたくさん遊んでいたそうですが、当時を振り返り率直に「無茶していた」とひと笑い。そんなにがむしゃらに働いても体調を崩して働けなくなったら収入も減るし病院代も掛かる…。そう考えて、働き方を見直し始めたといいます。

体調を崩す原因の一つが、ずっと同じ姿勢で運転することにあると目を付けた境さん。腰とお尻が張らないように、車の中でもできるストレッチを習得したとのこと。昔は整体に頻繁に通っていましたが、その度にお金が掛かるし、根本を直さないと意味がない…ということ始めましたが、なかなかインパクトのある体制でストレッチをするので、偶然通りかかった友人にその姿を激写されることもあるんだとか。

そんな境さん、実は大学を卒業してから2年間トンガにいたそうです。偶然トンガに行ったことのあるお客さまに出会ったこともあるなど、学生時代の経験やプライベート趣味がお客さまとのコミュニケーションに繋がるというのもタクシードライバーの仕事の面白い所。トンガでは野犬に追い掛けられたこともあるらしく、もしかすると精神面での成長に繋がったのかもしれません(笑)。

仕事もプライベートも充実、まだまだやりたいことがたくさんあるという境さんは念願のバイクを購入したとのこと。このバイクで日本全国を回りたいと語っていました。夢は大きく!境さんの未来に期待です。

EPISODE 02
新卒入社ドライバーが語る!「将来のビジョンを持たないことが成長につながる」新理論に迫る。

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PROFILE
阿部さん。タクシードライバー。台東営業所所属。2015年新卒入社。

「正直に言うと、まだ将来のビジョンはないんです」と語る阿部さん。タクシードライバーとしてどう成長するべきか、すぐに答えを出さずに慎重に考えているそうです。だからこそ、いただいたチャンスはすべて活かしたいという気持ちも。「ジョブトレーニング(自分の所属している部署以外の部署にインターンシップに行ける制度)」の制度を使って研修課のお仕事を担当したのも、よい刺激になったといいます。

「将来は研修課で働きたい」というビジョンがあるから「ジョブトレーニング」に参加する方がいる一方で、ビジョンはないけど参加を選ぶ阿部さん。まずは参加してみることで、自分の可能性に気付けるかもしれないと話します。逆に言えば、未来の理想像を固めすぎずに「まずは参加してみる」精神で挑戦すれば、自分には合わないと思っていた仕事との相性に気付く可能性も。積極性さえ持っていれば、敢えて「将来のビジョンを持たない」のも強みになるかもしれません。

阿部さんも最初は観光タクシーの資格を取ったり、英語の勉強をしてみたり、スキルアップを図って来たといいます。それを一度中断した上での決断。他業種、他職種であれば、スキルアップのタイミングは会社が設定することが多いですが、タクシードライバーなら比較的自分のペースでスキルアップのタイミングを選べるのも魅力的です。次の目標が定まったらまた動き始める。仕事も成長も自分のペースで進めたい人には、持ってこいでしょう。

そんな独自のポリシーを持つ阿部さん。タクシードライバーあるあるの「おいしいお店知ってる」ならぬ、「おいしいフードコート」を知っているとのこと。豊洲にあるフードコートのパン屋さんの第三水曜日サービスデーを狙って、その日だけは気分を変えて豊洲の方を走ってみるという阿部さんオリジナルの働き方です。「きっとタクシードライバーの一人ひとりが「今日はあっち方面を走ってみよう」など独自のルールを決めて仕事をしていると思いますよ」と続ける阿部さん。それでもフードコートを狙っているのは阿部さんだけかもしれません!


EPISODE 03
旅行が好き!運転が好き!趣味を仕事にしたドライバー・加藤さんが語るタクシードライバーの日常。

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PROFILE
加藤さん。タクシードライバー。三鷹営業所所属。新卒入社。

新卒入社で女性タクシードライバーとして働く加藤さん。印象深い仕事について聞くと、駅まで送る予定だった女性が「あなたと話してると楽しい!」と言ってくださり、なんと家までお送りすることになったエピソードを話してくれました。家に着いたのに「もうちょっと先まで走って!」と言われて着いたコンビニで、大量のお菓子をプレゼントをいただいたとのこと。「いやあ、お客さまに好かれるんですよね〜(笑)」と、今思い出しても笑ってしまうほんわかエピソードでした。

加藤さんは現状「こうなりたい」というはっきりしたビジョンを持っていないと断言します。強いて言えば観光タクシーの仕事をしたい一方で、せかせか急いでスキルを高めるのは性に合っていないとも思うと本音を吐露。自分のペースでゆっくり目の前のことをコツコツこなして成長したいというビジョンは明確のようです。

先の理想を求めすぎずに目の前のことを追求するその理由には、自身の経験が関係しているといいます。ドライバーとしてデビューして間もない頃「甲州街道を…」「環七くぐって…」「アンダーパスを…」など、ご指示をいただいたそうですが、専門的な言葉が分からずあたふたしてしまったんだとか。理想の追求の前に、まずは東京の地理の知識など基礎を固めることの重要性に気付いたとのこと。千葉で過ごした学生時代から運転好きだった加藤さん、東京での運転は楽しくて仕方ないようなので、東京の地理の知識を高めるのも楽しみながら学べそうです。

そんな加藤さん、休憩中はもっぱら手持ちのスマートフォンでドラマを見て過ごしているんだとか。ドラマを見てる時はその世界に入り込めるおかげで、ドライバーとしてがっつり働く時の気持ちと、リラックスする時間のメリハリが作れるそうです。取材当時は「愛の不時着」にハマってましたが、今は何にハマっているんでしょう?

EPISODE 04
「運転が嫌い」なのにタクシードライバー?!それでもドライバーが天職と語る、以外な理由とは。

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PROFILE
小野口さん。タクシードライバー。羽田営業所所属。新卒入社。


「運転、嫌いなんですよね…」と、ちょっと意外な言葉を口にしたのは新卒入社でタクシードライバーを務める小野口さん。何でも、ドライバーの仕事を「運転する仕事」ではなく、「色んな所に行く仕事」と捉えているのでタクシードライバー自体は苦じゃないんだとか。

そんな小野口さんが国際自動車(kmタクシー)と出会ったのは大学で開催されていた合同説明会。別の企業の事務員としての内定は貰っていましたが、外に出るなど「動きのある仕事」がしたいと思い始めていたそうです。偶然出会ったタクシードライバーという職業がなんだか面白そうに思えてつい挑戦したくなったと続ける小野口さん。学生へのメッセージをお願いすると、「就職活動中は業界を絞らない方がいい」と断言していました。学生の中には「この業界で働きたい」と信念を持っている方もいるかもしれませんが、小野口さん曰く「業界を絞る」と面白い仕事に出会う可能性をシャットダウンしてしまうだけだとか。就職活動中に、突然思いもしなかった天職に出会うかも、そんな期待を抱いて業界を絞らない就職活動を実践するのもアリかもしれません。

印象的な仕事を聞くと、子どもに絆創膏をあげたエピソードについて語ってくれました。ぐずっていて全然車に乗ってくれなかった子どもが、キャラクターの絵が描かれている絆創膏を渡したらすんなり乗ってくれたという話。ただ、実はこれ、子どものために持っていた絆創膏ではなく、自分もかわいい絆創膏を付けたいという理由で持っていたんだとか…。タクシー業界との出会いにはじまり、なんだか「偶然力」がスゴイ小野口さん。

取材の延長で「学生たちへのメッセージ」を深掘りすると「根詰めて働きすぎないことが大切だと思います」と意外な答え。「一生懸命働くことと、根性論で突っ切ることは違います」と、学生だけでなく、すべての人々に刺さるようなメッセージをいただけました。「私みたいに適度に休憩を取ってお菓子を食べてくださいね!」と話す小野口さんと、この取材が終わった後に一緒にドーナツを買いに行ったのは内緒です…!


EPISODE 05
元タクシードライバー、現在は保険・リースで大活躍。「kmのためならどこまでも!」

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PROFILE
岡本さん。ケイエムリーシング株式会社所属。2015年新卒入社。

当時大学8年目で、それ以上の留年が認められないというピンチ。国際自動車(kmタクシー)の採用課を訪れたのは卒業目前の3月17日という大ピンチ。Wピンチの最中に岡本さんがkmタクシーへ辿り着いたのは「最短2日で選考終了!」というナビサイトのキャッチコピーだったんだとか。切羽詰まっていた時期だったこともあり、迷わずエントリーして今に至ります。
面談の途中で「一平、一緒に頑張ろう!」と言ってくださったというkmタクシーのメンバーたち。その時点で仲間として自分を迎え入れてくれているのを、ひしひしと感じたといいます。選考の中で「一平、もうここしかないんだろ?」と言われたのも思い出深いとのこと。一方取材をしている私からすると、入社以前に「一平」と呼ばれているのが何とも面白いのですが。

こうしてドライバーとしての生活が始まった岡本さんですが、間も無くして異動に。ハイヤードライバー?バスドライバー?総合職?…いえ、なんと保険・リースの仕事を担当する「ケイエムリーシング株式会社」の営業への転身だったのです。自分を必要としてくれた会社ですから、その時に必要とされる場所で全力を尽くしたい!と思った岡本さん。すぐに保険・リースの営業として働くことを承諾したそうです。

しかし、なんとその辞令が「結婚式前日」。こればかりは、流石に焦ったとのこと(笑)。ドライバーと保険・リースの営業の仕事は全く異なるため、タクシードライバーや営業所職員として働いた時に得た知識はほとんど役に立っていないといいます。しかし、全ての業務が初めての経験だからこそ、逆に言えばそれだけ学びに溢れたやりがいのある仕事であるとも感じていると前向きに語ってくれました。岡本さんの今後も、ぜひ取材してみたい!


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