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自主制作アプリ「hinty!」
こんにちは、webデザイナーのKIRIKOです。
年が明けて2021年!今年もゆる〜くwebサイト研究を続けていきたいと思います。
そして毎月の勉強内容のまとめも、継続して書けたらいいなと思います!
実は、昨年9月頃から取り組んでいた自主制作アプリ「hinty!」のUX/UIデザインがようやく年末に完成しました…!!!!!
なので今日は「hinty!」についてまとめたいと思います。(4ヶ月も作っていたんだ…!汗)
ざっくり言うと、子育ての悩みを抱えるママさん達が悩みを相談しあったり呟いたりできるアプリです!(知恵袋とTwitter匿名版の融合のような)
少し他の子育て系アプリと違うのは、
私は元々病院で作業療法士として働いていたのですが、当アプリは、
我が子に発達障害(ADHDとかアスペルガーとか)があるかも?というママさん達、そして周りに相談できないママさん達の大変なことが、少しでも楽になったらいいな、
という思いから作ったということです。
「発達障害」というとセンシティブな話題になりがちなので、noteというパブリックな場所に詳しく書くか迷いましたが、自分の考えを少し留めておこうと思います。
発達障害があるというと、もう「障害」という名前がついているのでそういうイメージですし、実際に周りの子と比べてできないことが目立つということが多いかと思います。
ただ、それぞれの家族・親子が幸せを感じる時はそれぞれであって、他人と比べてどうこうのいうものではないと思います。
たとえ「周りと違う」ということがあっても、それぞれの家族が、それぞれの「ハッピー」を感じられる!というのが「hinty!」というアプリ/サービスを作り始めた時の長期的なゴールです。
短期的なゴールとしては、後述していきますが、「ママさん達の、日々の育児における悩みやモヤモヤが少しでもスッキリしたら」という思いがあります!!
では目次です!
hinty!制作の背景
・元作業療法士として、発達障害や精神疾患を持つ方々と関わってきたこと
・友人の息子に吃音があり、母親としてどう対応すべきなのか分からず悩んでいるという話を聞いたこと
・コロナ渦にアメリカでは、マタニティママのマッチングアプリ「Peanuts」が流行しているというニュースを読んだこと
・UIデザイナーになりたい!と思い、アプリデザインの制作プロセスの経験・実績を作りたいと思ったこと
これらの経験から、「子どもが日々の生活でできないことが多い」「もしかしたら軽度の発達障害かもしれない」というママさんが、悩みを相談したりアドバイスをもらったり、
思いを匿名でつぶやくことができるサービスが欲しいと思い、制作し始めました。
コンセプト・ロゴ制作プロセス
「モヤモヤの答えになるヒントが得られるかも!」という意味を込めて「hinty!」という名前を付けました。
そしてhinty!を使うことで、日々の育児における悩みやモヤモヤが少しでもスッキリしたら、という思いを込めてロゴを制作しました。
子供のお絵かきをイメージして、手描き感のあるロゴに!
メインフロー
「なやみ相談」:なやみを相談、回答することができる
「つぶやく」:匿名で思いをつぶやくことができる
ターゲット
精神・発達障害のある方々の就職支援やリハビリを行う機関・施設で働く友人達からのヒアリング、論文等から、ターゲットとなるママさんを3人作成しました。
課題抽出マップ
メインターゲットの1日の流れをマップに起こし、当サービスがいつどのような場面で必要となるのか、ママさん達を助けることに繋がるのか考えました。
アプリが解決できるシーン(3種類)
前述のマップから、子どもが幼稚園に行っている間や寝た後など、子どもと一緒にいない時間帯に、ママさん達は育児についてのモヤモヤをより感じるのではないかと考えました。hinty!がママさん達の課題を解決できるシーンを想定しました。
ムードボード
「家族」「親子」を連想させる、明るくポップな印象のムードボードを制作しました。
こんな感じで出来上がった「hinty!」。
アプリ/サービスを作ってみた感想
前述の制作背景にもあるように、UX/UIデザイナーになりたいと思ったのが自主制作を始めたきっかけの一つでもありますが、作ってみてやっぱり、
「UX/UIデザインたのし〜〜〜〜〜!!!!!」
と、ものすごく思いました。笑
前職の作業療法士時代は脳神経外科に勤めており、脳卒中を患った患者さん方と「生活」のリハビリをしていました。それぞれの患者さんの生活をずっと考えていたわけなのですが、その経験が、今回UX/UIデザインをする中で特にマップを作るときとか役に立ったと思います。
私は人間のことを考えているのが好きなんだなぁと思いました。人間に近い?UX/UIデザインはとても面白くて魅力的です!
正直私は「UX/UIデザイン」の意味もまだまだ理解しきれていないのだろうと思いますが、、、
「サービスorデジタルプロダクト」と、「人間」の接点を作る、というのがすごくおもしろいなと思っています。
「hinty!」の今後
リリースしたいです〜!アプリではなくまずwebサービスから始めたいです!!!
ただ、私ができるのはhtml/css/jQueryなどフロントエンドの実装だけで、アプリの実装をするとなるとなかなか遠い未来になりそう。。。(白目)
海外のノーコードサービスに挑戦するか?
エンジニアさん?プログラマーさん?を見つける?とか色々、、、
実現できる道を探したいと思います。
そして、制作過程についてですが、ヒアリングやユーザーアンケートなどのリサーチをもっとしっかりやれたらいいなと思います。
今回はユーザーについては論文や同業の知人からの話を元に推測した、という感じなので、想像しきれていない部分もたっくさんあると思いますし、自分に都合の良いように作っている部分もあるのではないかと思います。
こんな感じで、webデザイナーとして働く傍らUX/UIデザインの勉強を始めて自主制作して、と自分としては出来がどうであれ超がんばったので自分を褒めてあげたいと思います〜!
勉強する時に役に立った書籍はこちらです〜
「はじめてのUIデザイン」
「Web制作者のためのUXデザインをはじめる本」
UX/UIデザイナーになるためにがんばっていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!