至高の"こども向け"レンズ | SONY FE 24mm F1.4 GM
記事を開いていただきありがとうございます。
筆者がこどもを撮るのに最高の相棒としている、FE 24mm F1.4 GMについて、記事を通して皆様に興味を持っていただけたらと思います。
FE 24mm F1.4 GM というレンズ
2018年後期に発売されたレンズということもあり、細かいレビューや作例などは少し探せば山のように出てくるかと思いますので割愛させていただき、詳しい仕様などは公式HPを引用させていただきます。
こどもを撮るためのレンズとして
結論
筆者の主観であることは大前提として、「こどもを撮る」という用途をメインで考えたときに、真っ先にこのレンズをお勧めしたいと思っています。
特に良いと感じたポイントは下記の通りです。
24mmという画角のちょうどよい広さ
F値1.4という頼もしさ
当たり前のことしか書いていないですが、、用途とマッチしている特性なのかなと思います。
ちなみに、筆者は4歳と2歳のこどもと暮らしています。
生活環境とどれだけマッチしているか を結構重視しています。
24mm = いる場所の雰囲気を一緒に切り取れる画角
個人的には育児×撮影で考えたときに、この点が一番ポイント高いなと思っています。
筆者は当然自分のこどもをメインとして被写体としつつも、その時どこにいたのかを結構写真の中で表現したいタイプです。
こどもが楽しんでいる表情を寄って撮るのもアリなのですが、自分が撮った写真を見返したときに「(この場所で、この雰囲気の中で)過ごした思い出」ってわかることが、自分の中で大事だったりしています。
そうしたときに、35mmや50mmといった標準域の画角だと寄りすぎている感覚になってしまうんですよね。
なので、もうひとつ広い24mmというわけなのです。
あと、単純な理由なのですが、こどもが2人いると当然動きもばらばらなので、広く写せるのが単純に便利だったりします。雑にレンズを向けても2人とも収められるのは、機動力の向上にもなっているのかなと思ったり。
シャッター速度の"重み"
F値1.4というのが本レンズの大きな特長であるかと思いますが、こどもを撮るという用途においては、「背景をぼかして撮る」よりも「シャッタースピードを稼げる」という点が特に優秀かと思います。
当たり前なのですが、こどもという生き物はとにかく活発で、じっとしているのは好きなテレビを見ているときくらいだと思います(主観)。
そのため、動きを止めた写真を撮りたいと思ったときはSSをそれなりに上げねばならず、私の場合は下限1/200程度をひとつの目安としています。
これが屋内の環境だと意外とシビアに効いてくるポイントかなと思っておりまして、極端な話水族館のような暗所の環境であっても、ISO感度をそこそこに、ある程度のSSを稼げるというのは、後の現像工程を考えたうえでも大きな強みかなと思います。
入手のしやすさ
発売からそれなりの期間が経っていることもあり、中古市場でも多く出回っていて、状態にもよりますが10~13万くらいが中央値です(2025年1月現在)。
筆者は価格帯を調べたときに「安ッ(怯)」と思いました。自身の給料は8割弱を家計口座に移しているので月々の貯金など微々たるものですが、それを踏まえても手の出しやすい範囲かなと。気づいたときにはお世話になっているマップカメラさんにて購入していました。
ちなみに新品でも16万~みたいですね。ユーズドが気になる方は新品を視野に入れるのも大いにアリかと思います。
弱点
明るいレンズ全般に言えることかとは思いますが、レンズの存在感・重量感はそれなりに感じます。
他のレンズと比較しても決してデカオモの部類ではない、むしろ対性能で考えれば相当に頑張っている部類といえますが、やはり首からかけていたらそれなりに存在感を感じますし、鞄の中の占有度もそこそこにあります。
小さいこどもとの外出となると、オムツや食事用のセットなど、かさばる荷物の携行がマストなので、「今回はカメラ持っていくの諦めるか。。」と思うこともありました。
ただこの辺は親の覚悟や、こどもが大きくなって親負担の荷物が減ってくると考え方も変わってくると思います。
この辺は、他のパパママの皆様がされている工夫や覚悟の重さなども伺いたいですね。。
いろいろ書きましたが
最初に結論にて述べております通り、こどもを撮るという用途において、選択肢に入れて損はないレンズだと思います。もちろん普通に広角域の単焦点レンズとしても申し分のない性能だと思いますので、なにかのきっかけで本記事をご覧いただいた方の後押しなどに少しでもなれば幸いです。
また、もしおすすめのレンズや機材、撮影スポットなどありましたらコメントいただけますと嬉しいです!似たような記事を今後も書いていくつもりなので、フォローもお待ちしております。
ここまで読んでいただきありがとうございました。