01-01. 事実婚のわたしたち
今回はわたしたちカップルが事実婚を選択した背景や現状についてまとめたいと思います。
01. わたしたちの出会い
わたしたちの出会いはマッチングアプリでした。
デートの希望エリアや、デートの希望日時を登録することで、お相手とメッセージのやりとりなくアプリ側でデートをセッティングしてくれるという、デート効率の良いアプリでした(残念ながらそのアプリはサービス終了してしまいました)。
初デートにお相手(= わたしの現パートナー)が30分遅刻するという出だし最悪のところから、その1週間後にはお付き合いを始めたというなかなか珍しいパターンかと思います。
02. お付き合いから同棲開始まで
わたしたちはお互い30代前半だったこともあり「結婚前提」でお付き合いがスタートしました。
当時お互い一人暮らしをしていましたが、お付き合いを始めた約10ヵ月にわたしの賃貸更新タイミングだったため、そのタイミングで同棲をしようということは早くから会話をしていました。
1年くらい同棲してみて結婚できたらいいねとぼんやり話していましたが、当時は法的に婚姻届を出すのか、事実婚にするのかの具体的な話はしていません。
03. 同棲開始から事実婚に至るまで
※「なぜ事実婚か」は次のパートで記載します
当初パートナーと話していた通り、わたしの賃貸更新タイミングで同棲を始めました。
お互いの勤務地がやや遠く、中間地点などにふたりで引っ越す選択肢もありましたが、わたしがもともと彼が住んでいたアパートに引っ越しての同棲スタートでした。
立地に関しては、徒歩通勤できた前の家から、バスと電車で1時間30分はかかる家への引っ越しでしたが、わたしは週に3~4日は在宅勤務ができるうえ、ずっとここに住むわけではないという考えで、決断したという背景です。
同棲開始から約1年間はその物件に住み、次の更新タイミングで隣駅のより広い物件にふたりで引っ越しました。
引っ越しと同時に、市町村区が変わるということで、新しい自治体に住民票を移すときに、住民票を同世帯とし、彼は「夫(未届け)」わたしは「妻(未届け)」の記載をして、事実婚スタートとしました。
04. なぜ事実婚なのか
事実婚にしたのは「わたしが姓を変えたくない」ためです。
姓の各種変更手続きが大変とか、仕事や私生活で不便があるという理由ではありません。
姓を変えたくない理由は、わたしの名前が姓との相性で画数を決めていて、彼の姓に変えると氏名の総合的な画数が良くないためです。
ちなみに彼も自身の姓を気に入っているため、わたしの姓に変える選択がありませんでした。
ちょっとスピリチュアルな理由にも思われるかも知れませんが、わたしが名称や文字の力を信じており、どうしても彼の姓に変えたくなかったのでした。
05. 事実婚を選択してみて
事実婚スタートしてから1年以上経ちますが、今のところ特に不便なことはありません。
会社の福利厚生である「結婚お祝い金」や「結婚休暇」も認められましたし、わたしの家族や親戚始め、友人知人などからのネガティブな意見も(少なくとも直接は)ありません。
今後生活していく上で、事実婚に関する特筆すべきエピソードが出てきたら、その都度書き記したいと思います。