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06-01. 日本で英語留学

万年、英語学習迷子のわたしが、日本国内で英語留学体験をした話をまとめます。


01. 利用施設概要

今回わたしが利用したのは、静岡県富士市にある「ランゲッジ・ビレッジ」という施設です。

わたしが受講した「英会話合宿」コースでは1日60分✕6レッスンの受講に加え、施設内では日本語禁止のルールの下、英語だけで講師や他の日本人受講者とコミュニケーションをします。

まさに日本にいながら英語しか使わないという留学体験ができるという施設です。

スケジュールや料金などより詳細は以下ランゲッジ・ビレッジのHPからご確認いただけますので、是非気になる方はご覧になってみてください。

ちなみにわたしは3泊4日、費用は約8万円のプランで参加しました。

02. なぜ国内英語留学か

わたしが国内英語留学をした理由について触れたいと思います。

まずわたしの英語力はTOEIC700点台後半をさまよっており、よくひとつの基準とされる800点台に微妙に届かずの状態が数年続いています。

普段の英語学習は、ルーティンである朝晩のウォーキング時にTOEIC対策テキストの音声を聞いているのと、週に30~120分ほどオンライン英会話を受けている程度で、机に向かって真面目に勉強することはありません。

恥ずかしながら、「いつかもっと英語ができるようになりたい怠け者」と自覚しています。

そんなわたしが今回、国内英語留学を決めた理由は大きく2つです。

  1. 上司に海外出張を取り下げられたことによる代償行動(きっかけとしてはこれが1番大きい)

  2. 英語習得願望

また「単純に国内英語留学がどんなものが気になった」という好奇心もありました。

メインの理由2点にそれぞれ補足をしておきます。

<理由1の補足>
もともとアジアへ1週間の出張予定があったのですが、妊娠発覚で上司判断によってわたしの出張が取り消されました。
わたしがメイン担当のプロジェクトに関わる出張だったのですが、事前にわたしの意思確認もなく、勝手に取り消されたので、ムカついて出張予定期間に休暇をとって好きなことをしようと決めたのでした(大人げない)。

「まとまった休みの期間で、海外出張くらい学びがありそうなこと」という観点で国内英語留学に至ったわけです(妊娠中のため海外留学は断念)。

<理由2の補足>
こちらは言葉そのままではありますが、昔から英語ができるようになりたいという願望だけはありました。

しかし英語ができなくても仕事や日常生活で困ることもなく、勉強が好きなわけでもないわたしは、ただただ英語に憧れているだけで、英語習得のための行動をしていませんでした。

今回の国内英語留学をきっかけに、英語習得の新たな行動に繋がるのではと考えたのでした。

以上が今回、わたしが国内英語留学を決めた理由です。

03. 授業内容

今回わたしが受講した「英会話合宿」コースでは、日常生活や普段のコミュニケーションで使える単語や表現を学びました。

1授業ごとにひとつのテーマがあり、英語ネイティブ講師のファシリテーションで進行します。

詳細は記載を控えますが、どの授業でも「リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング」力を活用する内容です。

必ず受講者全員が発言することに重きを置いているので、特に日本人が苦手とされるスピーキングを強化できると思います。

わたしは英語圏への語学留学経験ができないので想像になってしまいますが、恐らく英語圏の語学学校でも同じような授業内容だろうなと感じました。

04. 受講者メンバー

わたしの受講したコースでは、受講期間を2泊3日から自由に選択できるため、他の受講者メンバーは固定でなく入れ替わります。

わたしが一緒に受講したメンバーの特徴を簡単にまとめると、年代は20代~70代と幅広く、会社のプログラムとして来たサラリーマンもいれば、自身のビジネスに一区切りをつけて英語を学びにきたという経営者の方もいました。
また退職後の趣味の方、専業主婦の方もいらっしゃいました。

夏期・冬期間や長期休暇、他連休シーズンなどは受講者が増えるそうですが、今回わたしが参加した期間は特にそれらに該当しなかったこともあり、わたしを含めて最大7人、最小5名のクラス構成でした。

英語レベルは受講者ごとでばらつきがありますが、講師がうまくとりまわしてくれるので、全くついていけない、もしくは全く学びがないということはなかったです。

もちろん受講者は全員日本人ですが、みな英語を話そうというモチベーションが高いので、授業以外の時間も積極的に英語で会話をして、英語使用環境を維持できました。

05. 施設

建物自体は古いですが、全体的にきれいに清掃・手入れがしてあり、気持ちよく過ごすことができました。

宿泊する部屋は相部屋用でベッドが複数ありますが、わたしはひとりで1部屋を利用できました。

毎日湯船に浸かる習慣があるわたしには、サウナ付きの浴場があったのが、何より嬉しかったです。

場所柄か通信電波がかなり弱く、施設のWi-Fiはあるものの、部屋によって全く使えない点が不便でしたが、英語を学ぶ目的においては致命的ではありませんでした。

※授業以外の時間に仕事もしないといけない方にはかなり不便だったかと思います…

06. その他生活面

自由時間には外出ができたため、わたしは毎朝施設の周りを30分ほどウォーキングしていました。

本当は夜もしたかったのですか、周りは真っ暗で不安だったので諦めました。

施設から歩いていけるコンビニはありませんが、アルコール類やちょっとしたお菓子などは施設で販売しています。飲み物の自動販売機もありました。

食事はレトルトや冷凍食品感がありますが、個人的には毎食汁物がつくこと、お米が大変おいしいことが好印象でした。

以下参考写真です。

ある日の朝食
(朝の主食はご飯か食パンを選べた)
ある日の昼食
(昼食は全て麺類だった)
ある日の夕食
(夕食には必ずカットフルーツが出た)

07. 総評

総じて、気軽に英語環境に身を置ける点で大変満足でした。

3泊4日で8万円というのも、リーズナブルだと思います。

なにより1番良かった点は「やっぱり英語って楽しい!」と実感できたことです。

英語はあくまでコミュニケーションツール、本来の目的であるコミュニケーションを楽しめる環境が施設では整っていたと思います。

とは言え、今回の経験を更に英語習得に繋げることも大切です。
1回の国内英語留学だけで目覚ましい効果を出すことは難しく、今後の自分次第であることは間違いないので、これからは習った単語や表現を復習しつつ、自分の弱点の傾向を克服できるような学習プランを考えたいと思います。


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