こころの性と、表現したい性。
セクシャリティーというのは、生まれつきのものもあれば、流動していくものでもあると思うので、一概に私はこうです!とは言えないものです。
セクシャルマイノリティであることを自覚したとき、自認する性について考えたが、何だか最近またふわふわしてきたので改めて考えてみることにします。
生まれた体は女性だが、今まで自認していた"こころの性"は流動性のあるXジェンダー。
自分が女性である日と男性である日が、毎日、または時期よって変わる。自分でも朝起きるまでどっちか分からない。
分かりやすく言えば、女性である日はメイクばっちりでスカートを履いて着飾っていく。
男性である日はメイクもスカートも体が拒否する。メンズ服を着てカッコつけて、歩き方も変わる(と友達に言われて気付いた)
自分の憧れは菅田将暉なので()
古着やダボっとしたファッションやジャケットのセットアップなど好んで着ていたが、見た目として似合ってなくてずーっと何だかしっくり来ていなかった。
服は元々好きでよく買っていたので、自分に似合うファッションが知りたい!と調べていたところ見つけたのが「骨格診断」というもの。
自分の骨格タイプを調べてみたところ「ウェーブ体型」というのに当てはまりそうで、この骨格に似合うファッションというのが「フェミニンで柔らかい印象」のもの…好みと一番かけ離れてやがる……
ウェーブタイプがNGなファッションに、自分の好みの服装が全て入っていました…本気で頭を抱えました。(笑)
いつもなら入らなそうな服屋さんに行って、ウェーブ体型にオススメと言われる服を試着してみたら、確かに驚くほどしっくり来ました!
今までしっくり来てなかったのは骨格の問題なんだとスッキリ。
ただあまりにもフェミニンすぎるのは印象が合わなすぎるので、素材や形・サイズ感などを似合いそうなものに近づけて服を選ぶようにしたら、なんだか自分の良さが引き出されてる気がしてすごく嬉しくなりました。
それからというもの、スカートを履く頻度も増え、一般的に女性らしく見られるファッションも気楽に着れるようになりました。
ただそれは見た目だけの問題で、
中身を見られる場合は、やはり女性として扱われることの違和感は変わりませんでした。
いくらフリフリのスカートを履いている日に男性として接してこられたとしても、自分の中では違和感はないし、むしろ性別を決められたくないと感じました。
自分の中で考え直した結果、"ノンバイナリー"がしっくり来たような気がします。
男性・女性という枠組みを当てはめないということです。
見た目は女性と思われそうなファッションをしていますが、別に女性に見られたいからそういう服を着ているわけではなく、ただ自分という人間の魅力が一番発揮される表現をした結果というだけです。
ファッションやメイクを見直した結果、
面白いぐらいに自分に自信も持てるようになってきて、
究極の人見知りが少しずつ改善されてるようにも思えます(笑)
自分は自分。
一番輝ける自分の表現や場所を見つけてあげようと
日々探し求める毎日です。