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ご褒美は 色気より食い気。 この先は寂しくなっていくだろうなぁ

小林秀雄さんの小咄。

ベタな読み間違いばかりをしている先生と弟子2人。
先生「目は大事にせんとな。歯、目、マラという古代よりの言い伝えもある。
目で食い止めておかんと、その先が寂しいことになる。
視力の矯正に通う他は打つ手なしやろな」
町外れにある眼医者に2人は駆け込む。
弟子「わたしたちこのところ視力が落ちて、お先真っ暗なんです。
お医者さまのところで矯正することはできますか?」
眼医者「お任せください。うちは手術などはいっさい行わず、自然に視力を上げてご覧に見せます」
弟子「自然というと遠くの星でも見るのですか?」
眼医者「うちでは星を見るかわりに、遠くにいる美女を毎日見続けるのです」
弟子「なんと!」
眼医者「まず近目にいる女性から始めます。近くは露出度が低く、離れて行くにつれて過激になり、一番遠くはもちろんオールヌードです」
先生「なるほど。星だと飽きてしまうし、雨の日には見ることができない。
その点、美女には飽きもこないし雨もない」
眼医者「毎日違う美女を配置しますので、新鮮な気持ちで矯正できますよ」
先生と弟子がこの眼医者に決めたことは言うまでもない。

わたしの歯医者の定期検査は4ヶ月ごと、眼医者のそれは1年に1回です。
今日は眼医者の定期検査日でした。
担当の美人女医さんの「心配ないですよ」の優しい声にホッとしました。
ホッとしたらお腹が空いてきたので、スマホアプリで近くの飲食店を探します。
徒歩1分で「牛たん」が食べられるお店があったので直行。
知る人しか発見できないような場所にありました。
さっそく「牛たん定食」を注文。
まずは前菜“砂肝と大根の味噌汁”“モヤシのナムル”“豆乳プリン”の3種が運ばれてきました。

大皿に盛られた牛たんはワサビかお味噌でいただきます。
わたしには肉厚の牛たんにお味噌がよく合ったので、お味噌3にワサビ1で30〜50回噛んでゆっくりと味わいました。
50回噛むと牛たんの甘み肉汁がジワ〜ッと舌の上に広がります。
ご飯は白米かモロコシご飯が選べるとのことでしたから、モロコシご飯をいただきました。
野菜サラダと野菜スープもセットされています。
前菜も含めてすべてのお料理がとても丁寧につくられておりました。
たいへん美味しゅうございました。ご馳走様でした。

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