思い出のポートスーダンと邦人退避
紅海に面した港湾都市ポートスーダン、バシール政権下の2017年7月に出張した。アディスアバからハルツームへ、そして許可を取ってポートスーダンへ空路で移動した。
今回の政府軍とRTFとの戦闘に伴う邦人退避、自衛隊機はやはりハルツームへは飛ばずポートスーダンで邦人等を救出、しかし陸路で約835km(距離はGoogleマップ、nhkは直線距離での表現ではないか?700㎞と報道)の距離をコンボイ組んでUAEと韓国などの支援を受け移動、通常は航空機での移動距離、疲労困憊だったことであろう、オペレーションは意図通り成功したようだが次は護衛にも十分な自衛隊を派遣出来る制度的な改正がなされると自衛隊の役割がより重要性が増してくる。
2017年7月17日、バシール政権下のスーダン、ハルツームからポートスーダンへスーダン事務所スタッフとナショナルスタッフとともに、運輸セクターの視察に出張した。WFPがジブチ廻廊の代替として試験運用をしていたからだ。今回のハルツーム退避は陸路で約835km(Google maps)をコンボイで移動し、自衛隊機でジブチへ退避した。2019年のバシール政権打倒に根があるのようなことをbbcが報じていた。
https://www.bbc.com/news/world-africa-65284948
ポートスーダンへはスーダンの国内線、ハルツームからTARCOのB737-300で。「座っている間はシートベルトを締めましょう」という英語の説明の下に、認識不明な言語の上にアラビア語訳が貼ってあった。中古機を購入したのであろう。1時間のフライトの割には軽食がしっかりしている、ETよりも。
ポートスーダンでのランチ、税関、港湾施設関係者と面談、視察した後に紅海に面した海鮮食堂へ、海風を浴びながら白身魚やエビのフライ、サラダをゴマダレで食べた。これが非常に美味しかった。7月だったが、海風のせいか暑さはそれほど厳しくなかった。
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