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広尾のカフェ・デ・プレでネット検索した記憶

ふとしたきっかけで「旅行人ノート、シルクロード 中央ユーラシアの国々」、2006年11月刊を見直している。https://amzn.asia/d/gfXY2vG

2009年に中央アジアで仕事をすることになり、日本語ガイドブックを探した時に候補に上ったのがこの本、タイトルの通り西安からイスタンブルへのシルクロード経路をカバーしている。これがなかなか、日本語でこのレベルの情報に驚き、というかなぜ存在しなかったのかと考えていた。Lonely PlanetやBradtもかなり詳しくこれら3冊を購入した。

1996年1月にウズベキスタンへ出張した時は、ほとんど情報がなくフライト、ホテル、ビザ、現地状況把握など最初は苦労した。

インターネットの商用化が1993年からIIJにより開始されたものの庶民の手には届いておらず、また、会社でもインターネットに接続されていなかった。1995年11月23日にWindows95日本語版が発売され、これを機に個人でもインターネットを利用できる環境が整った。

ネットカフェという言葉が視野に入ったのもその頃だろう、どのように探したのか記憶にない、カフェの前を通った時に見かけたのかもしれない、馴染みがあった広尾のカフェ・デ・プレ(ひらまつ経営)がコーヒーを注文するとネット検索を利用できるという情報を得て、日比谷線で近いので幸い、会社を抜け出して何度かカフェ・デ・プレに通った。当時、ほとんどネット検索をする人はおらず、このカフェの客は既にアクセスを確保していたのだろう、1台しかPCがないのに待つことはなかった。

データはフロッピーディスクに保存して持ち帰った。1995年年末か1996年年初、出発までの間だった。当時はNetscape NavigatorというMOSAICの流れをくむブラウザーで当時はほとんどがこのブラウザだった。

カフェ・デ・プレ、2016年に閉店した、その直後に復活したが、コロナ禍でかどうか、今はその場所にない。

以上。

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