フィルムカメラと湘南遠征
北海道コンサドーレ札幌というサッカーチームを応援している。
なにかはずせない用事がある場合を除いて、ホームの試合は毎試合みにいく。一般的な尺度だとわりと熱心なサポーターではないかなと思う。
コンサドーレの今シーズン(特に前半戦)はほんとうにひどい出来だった。
多少もちなおしたものの、J1からの降格の可能性がかなり高い状況になっている。
そんななか、2024年11月9日に残留に向けて非常に大事な(ぜんぶ大事ではあるけれど)試合が湘南であり、応援に行った。
その際に撮った写真。
カメラはNikon FM2。レンズはAI Nikkor 50mm f/1.4S。フィルムはKodak UltraMax ISO400。
現像とプリントは、札幌菊水写真現像所さん。
結果は1-1の引き分けだった。
現状ではJ1残留の可能性は極めて低い状態になってしまった。
以下は、サッカーの話です。よくわからない内容な気もします。
サッカーチームを応援することは、少しだけ(少しだけです)人生(おおげさです)に似ていると思う。
サッカーが好きかどうかはあるにしろ、札幌のチームを応援しているのはたまたま自分が札幌に住んでいるからでしかないと思う。
札幌に住んでいて、みに行った試合がおもしろくて応援し始めた。
選手はどんどん変わっていくし、J1でやることもJ2でやることも、いいときもわるいときもある。
監督がかわれば、取り組むサッカーのやりかたもけっこうかわる。
ただ、そんなことは置いといて、応援している人の多く(自分も含めて多くの人)は、札幌にあるそのチームを応援している。
(選択したという意味で異なるけれど)、生まれた時から自分とつきあっていくしかないことと(多少は)似ている。自分に備わった限られたリソースでやりくりしていくしかない。
プロスポーツは、(基本的に)より高い能力をもち結果を残せる選手がより高い年棒を受け取る。一方でチームの使えるお金の量は異なるから、選手の能力はチーム間で均衡しない。
札幌はJ1の中では必ずしもお金のあるチームではなく、選手についても活躍後に他のチームに引き抜かれることの方が多いチームだと思う。
それに文句があるとかではなくて、サッカー(プロスポーツ全般?)で特定のチームを応援するというのは、そうしたある種の理不尽を受け入れることが前提になると思う。
たまたま住んでいる地域にあったというだけの理由で応援し、勝ち負けに一喜一憂する。一憂することが多くなることもある。
人生と同じで(おおげさです)、自分のもっているリソースでうまくやれることもあると思う。ある種の幸運が重なって、非常にいい時期を過ごせることもあると思う。
できれば、うまくやりたいと思うけど、そうでなかったとして、それはそれとして、楽しむこともできるんだろうなと思う。
勝つのがむずかしいと思っていた試合で思いがけず勝つこともある。
あんまりちゃんとまとまらなかったけど、サッカーをみるのはおもしろいです。
以上です。