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ep.2 東京ローンテニスクラブとの歴史ある親善

過日2024年6月14日(金)、東京ローンテニスクラブとの親善試合のため、鎌倉ローンから約40名の会員が出向きました。クレーコート7面を使って試合が進行、その後の親睦会ではいつも通りの手厚いおもてなしを受け、代表理事エム・エヌ・アウラディーンさんがご挨拶される中で、鎌倉ローンテニス倶楽部100周年を祝し、クリスタルの記念の盾が布目会長に手渡されました。

この粋なサプライズに訪れていた鎌倉ローンのメンバーはビックリ。おまけに試合も鎌倉ローンが勝利をいただいたのはご愛嬌。クラブハウス内に飾ってありますのでプレイに訪れた際にはぜひ近くで眺めてみてください。もしかすると日本のテニス100年の歴史が透明なガラスの向こうに映り込んでいるかもしれませんよ。

さて今日はそんな素敵なテニスのお仲間、東京ローンテニスクラブとの長いおつきあいについて、少しお伝えしていきたいと思います。

本年発行された<倶楽部100年史>には以下のようにあります。

友好クラブとの親善試合

鎌倉宮カントリーテニスクラブ、東京ローンテニスクラブ、神戸ローンテニス倶楽部との親善試合は長い年月を重ねている。(中略)
東京ローンテニスクラブとの親善試合は、富取福次郎が東京ローンに籍を置いていたことがあって、交流のきっかけを作り、昭和60年(1985年)に第1回が行われ、20年間富取が折衝の窓口となって続けられてきた。その後、住吉弘、福井淳之介、佐々木三千代が窓口を引き継ぎ、現在は主として渉外担当の委員が折衝に当たって、毎年盛会裏に行われている。

(鎌倉ローンテニス倶楽部・倶楽部100年史 P47より抜粋)

今回の親善試合に参加した方が「きれいな施設と全てが完璧に見えた東京ローンでした」と嘆息を漏らしてらっしゃいましたが、鎌倉ローンと40年近く友好関係にある東京ローンとはどんなクラブなのでしょう?そのHPを覗いてみると…まず最初に飛び込んでくる「日本最古の名門」の文字。

日本のテニスの発展と国際親善のために

東京ローンテニスクラブの源は明治20年(1887)、英国外交代表部の邸内にテニスコートが設けられたことに始まります。テニスを通じて内外の人々の親睦を図ろうという気運が高まり、やがて明治33年(1900)に、現在の国会議事堂の敷地に コート建設用の土地が宮内庁を介して供与され、東京ローンテニスクラブが創立されました。

はじまりがやんごとなさすぎて、まぶしいですね。噂の「すべてが完璧」という施設はどんなところ?どんなメンバーの方々なのでしょうか?

東京ローンテニスクラブでは、大相撲の土俵でも使用されている荒木田土(あらきだつち)を使用したクレーコートを採用しています。荒木田土は自然材料なので足腰への負担が少なく、適度なスピンがかかる一方で、球足は遅めなのでラリーを続けやすい、といった特徴があります。

サーフェスは鎌倉ローンと同じクレーで10面、土は大相撲の土俵に使うのと同じ土だそうです。なにやらいろいろとクラッシーでぜひ現地を覗いてみたいものですが、参加された会員さんがたくさん写真を撮ってきてくださったようですので、クラブのHPなどで近々公開してくださると思います。楽しみにしていてくださいね。

100周年記念式典へご招待

そんな長年の友好クラブですから、100周年の記念式典にもご来賓としてお越しいただく予定です。皇室をはじめ各国の大使や世界中から来日した外国人のメンバーも多い国際的なクラブの方から見た鎌倉ローンの往年の名プレイヤーのお話などもぜひ伺ってみたいものですね。

クラブハウスに飾っています。背景にあるのは鎌倉市スポーツ協会から授与されたR6年度の優秀団体賞の賞状です。お写真は会員の後藤邦夫さんに撮っていただいきました。ありがとうございます。

鎌倉ローンテニス倶楽部100周年記念式典 は2024.12.22(日)です。

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