「安心して働けて、働きがいのある会社」を構造化してみた
人事をやっていると、「コンプライアンス」「エンゲージメント」「心理的安全性」などのキーワードが出てきますが、これらの関係性ってなんだろうなあと思って試しに図にしてみました。
全体を俯瞰すると、
「安心して働けて、働きがいのある会社」
の要素みたいな感じになりました。
スタートは法をキチンと守っているということ。これは言うまでもないですね。
次にくるのが「コンプライアンス」です。会社の規範やルール、ハラスメント対応まで範囲を広げていきます。これは「会社風土」が健全か健全でないかの問題になるような気がします。
その外枠に「心理的安全性」が来ると考えました。ここはまだ勉強不足なので次にまとめていきたいと思いますが、マジメに頑張っているのに上司の好き嫌い人事で給料が下がったり、変な人事異動をされたりするといった「人事」に関する要素が大きいのではと思います。
その外枠にあるのが「エンゲージメント」と考えました。組織への愛、仕事への愛です。
なお、従業員満足度はエンゲージメントと重なる部分以外は、いくら高めても「安心して働ける」「やりがいが高まる」という要因にはならないと考えました。(ハーズバーグ衛生要因)
こんな風にして整理すると、「エンゲージメント」は組織マネジメントの最上位に位置する難易度の高い施策だなあと改めて思いました。
takaでした。