映画『哭悲/THE SADNESS』キーワード②
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7月1日より絶賛公開中の映画『哭悲/THE SADNESS』のバスケットコートのシーンにて、中高生であろう複数の若者たちが血まみれの男性の両足を抱えあげ、股間を柱に激突させている。
これは阿魯巴(アルバ)と呼ばれ、仲間のグループによって地面から持ち上げられて柱や樹木などの直立した物体に股間を激突させる、東アジアや東南アジアの学生の間で行われるゲームである。
このゲームの危険性と生殖機能に障害が残る可能性などを危惧し、2005年に中華民国教育部はすべての学校に文書を発行し、学生が阿魯巴を行うことを禁止するよう命じた。また、 2004年には中華民国国軍でも禁じらた。
また、2011年の台湾映画『あの頃、君を追いかけた』の卒業のシーンでも阿魯巴を行う様子が描かれている。
映画『哭悲/THE SADNESS』
新宿武蔵野館、新宿シネマカリテほか絶賛公開中
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