好きな教科と得意な教科2

こんばんは、さっそくですが前回の続きを書いていきます。

ちなみに今日のBGMはYouTubeのミックスリストにお任せしています。


まぁそんな感じでゆるっと地元の大学に進学したのですが、早々に壁にぶつかります。

端的に言うと

英語がめちゃ難しかった!!

これですね、めちゃくちゃ難しかったんです。

今思えばギリギリで大学に合格できたんだから入学したら他の人より努力しないと出遅れてしまうのは当たり前です。

しかも日本語はあまり使わず、ほぼ英語で授業をするので、指示が聞き取れないと何をすればいいのかも分からず、詰みます。

すぐに順応できればよかったのですが、あまりの自分のできなさに心が折れてしまいました。

今までそれなりにできていた英語に初めて苦手意識が生まれ、モチベーションが無くなり、だんだん英語の勉強を避けるようになりました。

今はもう「自分は勉強ができないんだ」と開き直ってなんとか勉強をしていますが、自分が出来ないことを受け入れるまでには時間がかかりました。


「大学に来る意味ってあるのかなぁ」と思い始めていた頃、倫理学の授業を取りました。

最初は「単位のためだから」と思っていたのですが、案外この授業が楽しかったのです。

もともと色んな人の考えを聴くのが好きだったのですが、教科書も読みやすく、授業に出るのが楽しかったのです。

ちなみに今取っている授業の中で一番面白いなと思うのは、カウンセリング基礎です。アドラー心理学を基にして進めています。

私が面白いと思う授業のほとんどが、自分の学科の専門科目ではないのです。

大学に進学しなければ一生学ぶことのなかった分野だと思います。

大学に進学して2年半かかってやっと大学に行く意味が少し分かりました。

自分が学びたいと思った分野以外にも少しだけ手が出せるのも大学の良いところかも知れませんね。


随分話が飛んでしまいましたが何が言いたいのかというと、

自分が得意と思ってることと、好きなことは案外違うかもね

ということです。

当たり前と言われればそれまでですが、私はこの経験を通じて改めて気づかされました。

だから自分が好きなことが下手でもいいんです。

私は美術作品を見るのが好きなのですが、自分で作品を作るのはとても苦手で下手です。

美術の授業はだいたい鑑賞と作品制作が一緒になっていますが、それでも私は美術の授業が好きです。

ただひたむきに好きという気持ちがあって、もっと知りたい!学びたい!と思えればいいのかなと思います。


おわり。



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