
世界初、VR内を拠点としているNPO法人とは?
皆さんはNPO法人というと何を思い浮かびますか?
たとえば、
一人一人に支援をしたり、発展途上の国を支援するなど。
色々あると思います。
ですが、どのように活動しているのかというと、市民自らの手で自分たち、世界を良くしていきたいというのがNPO法人です。
のようなのがNPO法人ですが、革新的なNPO法人が新しくできたということらしいです。
それがVR内を活動拠点にしている
「Virtual Rights(バーチャルライツ)」
というNPO法人です。
というわけでどんな活動しているかがよくわかっていない人も多いでしょう。むしろ、世界初VR内を活動拠点にしているというところがポイントですね。
というわけでどんな活動しているか話していきます。
「Virtual Rights」の活動内容
まず、NPO法人Virtual Rightsの理事長の SUKANEKI様にインタビューをしてみました
内容をどんどん説明していく+どのように活動しているかを教えていきます。
自分「こんにちは。まず初めに、なぜVirtual Rightsをなぜ設立されたのでしょうか?。」
SUKANEKI様「そうですね。正式名称、NPO法人バーチャルライツを設立した理由についてはこちらのHP記載「理事長」の言葉を引用させていただきます。
「VRはその体験をするまでのハードルの高さから、独特の文化が築かれてきました。しかし、近年ヘッドマウントディスプレイを含むVR技術の進歩によって多くの人がVRに触れる機会が増えつつあります。そのような環境の中でVR空間において匿名でいる権利がプラットフォーマー側から軽視されているのではないかという問題意識や、VR独自の文化を継承し、VRユーザーへのサポートを営利によらず拡充させていく必要を感じたことからNPO法人の設立を決定いたしました。NPO法人として設立するに至ったのは、これまでユーザーや任意団体として行われてきた活動だけでなく、関連団体との連携を深めていくことによってVRユーザー全体の利益を生み出していく必要があること等の観点から、社会的にも認められた公益的な組織にしていくことが最良の策であると考えたからです。これにより組織を発展、確立するこができ、将来的にバーチャルリアリティ文化を中心としたインターネット上での自由な表現活動の発展に広く貢献できると考えています。文化の発展という目的の遂行において、当法人の活動が営利目的ではなく、多くの市民の方々に参画していただくことが不可欠であるという点から、特定非営利活動法人として活動をするのが最適であると考えました次第です。今後とも会員、賛同者、VR市民の方々のご理解ご協力のもと、様々な活動を行っていく予定です。」
つまり、
最近、Oculus Quest 2などのVRヘッドマウントディスプレイが売れているのを皆さんは聞いたことがあると思います。実際に
調査企業のSuperdataは2020年第4四半期時点でOculus Quest 2 の販売実績は109万8,000台と推計しています。
のように結構売れているんですよね!
Oculus Quest 2 は比較的に安くVRを楽しめるような価額なんですよね。
ですが、その増加の影響で「匿名」というのがプラットフォーム側(Oculusなど)から軽視されている可能性があるんですよね。
そのほかにもVRユーザーへのサポートを徹底的にやらないといけないところも増えてしまう可能性もあり、それで設立を決めた。のようなことですね。
そして、「NPO法人」としてなぜ出したかというのも簡単に、
他のユーザーや任意団体(他のVR内でのサポートをしている団体)として行われてきた活動だけではなく、関連団体との連携を深め、VRユーザーのすべてに利益を生み出していくために、社会的に認められたことが最良の策ということらしいですね!
それでは、次の内容へ。
自分「現在、基本的にどのような活動などをなされていますか?
たとえば
VRユーザーのサポートというと「サポート」という部分などですね。」
SUKANEKI様「4/24にVRCC(正式名 VR Citizen Conference)というイベントで「表現の自由」を擁護する活動を行います。また4/17からイベントの名義後援制度を行います」
VRCCとは、VR市民と専門家の意見交流会のようなものです。
話し合うのは主に専門家やVR市民と法や政治などを話し合うらしいですね。
そのほかにも、イベントの名義後援制度というのはこのようなものです。
例としてはこのように、「イベントなどにNPO法人が後援してくれるよー」
のようなものですね。(しかし協賛なので実際にはしてくれないようです)
ちなみにこれには許可が必要なのでご注意ください。(これは例として作ったものです)
次に行きましょう。
自分「おそらく、NPO法人の中だと「VRChat」を活動拠点にしているのは世界初だと思いますが、どのように考えていますでしょうか?」
SUKANEKI様「はい。VRChatユーザーが会員の中心ですが「VRChatのユーザー団体『ではない』」というのがポイントです。これはVRChatのユーザー・クリエータが他サービスに比べて非常に多いことが要因だと考えています。
つまり、理念としては特定のサービス以外も含めたVRユーザー・クリエータの総合的な市民団体として活動していきたいと考えています。」
自分ここで失敗しました。
あくまでも「VR内を活動拠点にしている」ということなので
VRChatでも活動しているけど、幅広いVRの世界自体が活動拠点にしているというのが正しいのかなと思います。
ですがVRChatユーザーが中心の会員なので、SUKANEKI様も言っていますが、「これはVRChatのユーザー・クリエータが他サービスに比べて非常に多いことが要因だと考えています。」 というところがあるからこういう認識ですが、SUKANEKI様いわく、VRユーザークリエイターの総合的な市民団体ということですね。
勉強になりました!
次へ行きましょう。
自分「それでは実際に総会を開くのがVRでやるというのを書いてあったのですが、総会での協議内容はどのようなものでしょうか?」
SUKANEKI様「これはNPO法で定められた手続きでして、定款や事業計画書、役員の決定などを行いました」
以外にNPO法に沿ってやっているらしいですね!
本当にNPO法人っぽさがありますね。
まとめ
自分「最後に意気込みを!!」
SUKANEKI様
_人人人人人人人人人人人人人_
> 会員1万人を目指します <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
意気込みすごいですね!
確かに1万人いてもおかしくないと思います。
なぜなら、これからVRについてのいろいろな問題が出てくる可能性があると思います。
感覚スーツができるなら
暴力を振るわれたりする可能性があるとか。
フェニミストはVRアバターを「人身売買」と言ったりと、
色々あるんですよね。
やはり、このようなNPO法人は必ずあった方がいいと私は思います。
ぜひとも、NPO法人バーチャルライツには頑張ってもらいたいです!
以上です!お読みくださりありがとうございました!
筆者・けーるぶぐ(元名、Syuzaikun)