エム・エム・エス社長の”閑話休題”~レーザ-って、そもそも何者?
神戸レーザーファクトリーの母体
株式会社エム・エム・エスは、
産業機械の設計会社なんです。
そこで今回は
レーザーファクトリーの基本となる
レーザー光について蘊蓄を
レーザー光と普通の光の違いはわかりますか?
専門的な言葉を使わず、わかりやすく言いますと
普通の光は様々な色が混ざっているので
周囲に拡散して徐々に弱くなっていきますが
レーザー光は単色で波の周期が全て同じなので
拡散せず、まっすぐに進む光です。
では、レーザーはどのように生まれるのか?
わかりやすく言いますと、
ある分子(炭酸ガスとかYAG・・・イットリウム、アルミニウム、ガーネットの略とか半導体など)
に電気などのエネルギーを与えると、一部の電子にエネルギーが吸収され、外側に膨らもうとします。
それを押さえるために光を出してエネルギーを放出します。
その光が次の分子に当たると同じような現象が連鎖して倍の強さの光を出します。
これがレーザー光の正体です。
この光はてんでバラバラに進んでいますが、鏡に挟まれた空間で、ある力で引っ張られながら反射を繰り返すと、まっすぐの強力なレーザー光として取り出します。
これがレーザー加工機械の原理です。
レーザー光の種類は
YAG、
炭酸ガス(CO2)、
半導体等
を挙げましたが、一般的には気体はエネルギー効率が悪いため大出力レーザーではあまり使用されませんが、その中でもCO2は比較的効率がよく装置としても簡単になるため多くの機械で採用されています。
もちろん弊社で使用しているレーザー加工機もCO2レーザーです。
コムネットのマーキュリーを導入しています。
簡単にと言いましたが、ちょっと難しくなってしまいましたかね?
今回のちょっと一休みはここまで。
初めてこんな技術的なことを書いてみましたが
いかがでしたか?
次回は
携帯に溜まった写真を見返していたシリーズ
をお届け予定です。
乞うご期待!
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