レーザー星人のひとりごと~油断大敵 今時コロナの感染事情と油断の語源
レ-ザ-星人です
猛暑、爆暑、ゲリラ豪雨、台風トリオやら、ありがたくない連中が
とっかえひっかえやってきて、気の休まる暇もない日本列島ですが
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
遅くなって恐縮ですが、残暑お見舞いを申し上げます。
とはいえ、もう9月の声を聴き、ほんの少しですが、朝晩に
その気配を感じる時があります。
ほどよい季節まであとひと踏ん張りでしょうかね?
(台風シ-ズンという有難くない一面もありますが・・・。)
それはそうと、レ-ザ-星人から、ご忠告と言いますか、ちょっと
注意喚起です。
皆さん、コロナについて、最近ちょっと油断されてませんか?
電車やバスに乗っても、街を歩いても、マスクをされていない方が
かなり増えています。
また、「三密」って、何のことだったかな?と思うぐらい
あっちこっちで濃厚接触だらけです。
で、何が言いたいかと言いますと、出たんですよ!親族に感染者が!
控えめに言って、油断してました。
ひところに比べ、風邪程度の症状で、重篤さはほとんど無いようですが
当然職場にも出られず、単身であれば、日々の生活にも支障が出ます。
その一報を聞いた時は、やはり焦りました。
だって、3、4日前まで同じ車でいっしょに遠出したり、食事したりしてて
コロナの存在など全く忘れて接触していた訳なんですから。
それでレーザ-星人とその奥さんの対応ですが、まずは自分たちが
感染していないか?を確認することが先決だと思い、病院に検査の
問い合わせをしたんですが、症状が出ていない場合、検査の受付自体が
できないとのことでした。
幸いと言うか両人とも至って元気で症状はなく、気は焦るけど、どうしよう?って感じでした。
で思いついたのが、抗原検査です。(遅い!)
油断してると、当たり前のことがなかなか頭に浮かばないもので
よし、ドラッグストア行くぞ!ということになったのですが、検査キットを
置いている店を検索したりしてるうちに夜も遅くなり、ストアの営業時間内であってもストア内の調剤薬局に薬剤師さんが不在の時間帯は販売されない
ということが判明し、その日は断念せざるを得ませんでした。
それで、朝まではどうしようもないんで、寝て起きて、朝ごはん食べて
ドラッグストアの開店時間に合わせて車で移動、ストア内の薬局で
薬剤師さんの説明を受けて検査キットを購入、さっそくストアの駐車場で
検査開始です。
外から見てる人がいれば、二人で棒を鼻に突っ込んで、ぐりぐりしてる
様子は滑稽と言うか、不気味と言うか、本人らはごくごく真面目なんですが!
で、結果が出るまで15分ぐらい掛かるんですが、結構長く感じるもんで
症状がなかったんで、大丈夫だろうという思いはあったんですが、やはり
緊張の時間でした。
で、めでたく両名とも陰性という結果が出て、ほっと一息という感じでしたね!
それまでに会社の方には事情を説明していましたんで、すぐに結果を
報告し、そのまま出社する旨を連絡、午前中のみの影響で無事に対応が
完了しました。
これが、今頃になって身近に起こったコロナ騒動の顛末で、その後
陽性だった親族も順調に回復してそれ以上の大事には至りませんでしたが
多分、世の中には、我が家同様、油断しまくってる方がたくさんおられると
思います。
そして確かに、油断して感染しても大事には至らないケースがほとんど
だとは思いますが、既往症で抵抗力が低下している方、高齢の方などに
とっては、まだまだ脅威となりうる存在であるのも確かです。
本当に、この暑い暑い夏にマスクはつらいし、本日の感染者数なんて誰も
気にしてないし、耳にすることもなくなった現状では、それは油断ではなく
ただ日常が戻ったんだという風に考える段階に来ているんだと思います。
またそれが、集団免疫の獲得にもつながる必然なのだとも言えるでしょう。
でもね、ほんのちょっと立ち止まって、弱い立場の人たちのことを考える
余裕も持ちたいなって、少し思ってます。
劇的な脅威では無くなった、終焉したぐらいに思ってたことが身の回りに
突然現れた今回、大事に至らず安心した半面、まだ終わってないんだ!
ということを再認識した出来事でもありました。
皆さん、少し落ち着きませんか?自分は大丈夫、マスクはもういらない!
なんだけど、状況に応じて、バッグから、マスクをスッと出して掛ける!
なんか、さすが!大人の気使いって感じじゃないですか?
まぁぁ、自分のケツに火が着いて、大慌てした結果、その照れ隠しに
心に響きそうないい話を、ひねくり出してるだけなんですけどね・・・。
あっ、ここで話の本筋とは、ほぼ関係のない蘊蓄(うんちく)話を一席。
話の冒頭から出てきた、普段からよく使う「油断」という言葉ですが
仏道修行に関する心得を表した言葉だそうです。
天台宗総本山、比叡山 延暦寺において、開祖 最澄の頃より
約1200年の間、途絶えることの無かった「不滅の法灯」に関しての
教えで、一日二度の菜種油の注ぎ差しが滞り、法灯が消えてしまう
ことは、仏教にとっての一大事であり、あってはならないことだそうです。
菜種油の「油」と、それが断たれるの「断」でその状況を表し、さらに
場合によっては「大敵」という言葉も続けて、日ごろの重要な戒めと
されているんですね!
当然ご存知の方も、たくさんおられるとは思いますが、まぁ、蘊蓄の披露
なんて、そうそうは、やりませんので大目に見てください。
ただね、1571年の織田信長の「叡山焼き討ち」で1回消えたことがあるんだって。(この件は、ご存知ない方もおられるんでは?)
でも、焼き討ちの30年ぐらい前に、「閑けさや、岩にしみいる・・・」の
芭蕉の句で有名な山形の天台宗 立石寺に分灯されていたようで、その
灯火によって、再び「不滅の法灯」が蘇り今に繋がっているようです。
あとね、紀州高野山には「不滅の聖燈」というのがあって、いずこの宗派も「灯、燈(ともしび)」を非常に重要視されているようですね。
突然のコロナ騒動から、仏教の戒めの語源にまでたどり着く、転んでも
ただでは起きないレ-ザ-星人!
また!日本の歴史や文化に関して、まだまだ知らないこと、学ぶべきことがあるな、深いなと感じ入るレ-ザ-星人!でした。
(なんか、もう老境やん!)
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