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エンジニア兼YouTuberとしてチャンネル登録3000人までに考えてきたこと。そこから学んだこと。

初めまして、クライン(@kleinitblog)と言います。
普段はフツーの週5勤務リーマンで、エンジニアとして仕事をしながらYouTubeに気ままに動画投稿をしています。

敢えて「エンジニア系YouTuber」というタイトルではなく、「エンジニア兼YouTuber」という言葉にしたのは、単に僕が「エンジニア系YouTuber」と言う言葉が好きではないからです。
(なんか偉そうな感じがするので。。)


はじめに、こちらが僕のチャンネルになります。

この黒パーカーのキャラクターと、本記事の冒頭のアイキャッチのキャラクターは、どちらも友人に書いてもらったものでそれをフリー素材の背景と合体させています。

とんでもなく気に入ってるので、この場を借りて感謝を述べさせてください。本当にありがとうございます。


本題に入ります。

本記事ではこれまでエンジニア発信というジャンルにおいて、
YouTubeの活動をしていく中で、僕がどういうことを考え投稿をしてきたのか?

そしてそこから何を学びとったのか?を自分の言葉で書いていきたいと思います。(表現には気を付けますが、心を悪くする方がいたらすみません)


また、3000人というYouTuber全体からするとガチで石ころみたいな数ですが、YouTubeを始める人の初動の参考になったり、
エンジニアには興味があるけど、実際YouTuberの人達の発信ってどうなんだろう??みたいな疑問を持った人に届けばいいなと思います。


自己紹介

初めに簡単に自己紹介をします。
現在7年目のエンジニアで年齢は28歳です。
普段は月から金でふつーに会社に務めています。(バキバキのサラリーマンです)

趣味はダンスと映画とお酒です。

好きなアーティストは圧倒的にB’zです。好きな方いたら語りたいです。コロナ開けたら光の速さでLIVEに行きたい。

大学は法政大学理工学部電気電子工学科というところの出身で、
プログラミングの授業は全て友人のコピーをしてました。
(そんなやつでも一応仕事にはなってますので安心くださいw)


Twitterブログもやってるので、この記事が参考になったらそっちもぜひ見てみてもらえたら嬉しいです。


どんなチャンネル?

タイトルでほぼ確定ですが、本職がITエンジニアなのでそこで培った内容を発信しています。

真面目な勉強動画とITにちょっと足かかったようなネタ動画、友人エンジニアへのインタビューなどなどしてます。

😄 真面目なやつの例


😁 ネタ系の例


こんな感じでジャンルとしては「エンジニア」とか「IT業界」みたいな大枠を今の所は持っています。最近ネタ切れなんで、今後変わるかも現時点ではわかりません。


何故このジャンルにしたか?

昨今のYouTubeではスタート時に考える事としては、ジャンル選びが最も重要ではないでしょうか。カメラとかマイクとか編集とかスタート時においてはくそどうでもいいと個人的には思います。


ジャンル選びに当たって考えたことは大きく2点です。

・人より少しでも優れているものか?
・明らかにオーバーな負荷がかからないか?


1つ目の、人より少しでも優れているものか?については当たり前ですが、
人より優れていないものを発信してもそこに価値を見出すのは難しいということが言えます。

言い換えると、他の人よりも深ぼった動画を作成する事が難しいとも言えます。

ただ、この「人より優れている」という言葉は明確な基準がない分判断しづらいことだと思います。


僕はざっくり、

「その辺にいる人10人集めて、上位3人には入れそうなジャンル」というイメージを持ってました。


そんな中で候補として出たのが、今のチャンネルのように本職でやっているエンジニアとしての内容と、もう1つが実は麻雀でした。


前者に関しては、さすがに執筆時点で本職で6年程度やっているので適当な10人集めたら3位には入るだろうというノリと、


明確に役に立つ(=登録されやすい)コンテンツを作りやすいだろうなとは思ってました。


麻雀の方は、僕は高校大学と人より明らかに多くの時間を麻雀に捧げたのでこっちも条件を満たすなあ、
あとこっちのが発信してて楽しそうだなあと感じてたんですが、

僕が麻雀やってた時って、オンラインじゃなく殆ど対面でやってて、
その時の空気感とか、人の焦ってる表情とかその辺を頼りに打ってた部分が大きかったので、


言語化して役立つコンテンツとして動画にできないと思い辞めました。


いつか動画でやりたい笑


明らかにオーバーな負荷がかからないか?

僕が普段週5で働いていることもあり、平日の夜と土日のどこかで動画制作を行う上で負荷がでかすぎるとストレスで続かないと思ったからです。

その点エンジニア発信というジャンルにおいては、ネタ探しも普段仕事の中で学びとったことを咀嚼することで、自分自身の勉強にもなるし負荷が少なかったです。


また、真面目な学習動画を発信をする時は、
編集を殆どしなくても良質なコンテンツとして出せるという点もものすごく大きかったです。

編集はやってみると分かりますが、思っているより50倍大変です(面白いは面白いです)


こんな感じでジャンルは決定しました。


ここからは実際に動画投稿を行い、チャンネル登録者数を増加させていく中で、意識したこと(正確には意識するようになっていったこと)や、
逆に不要だったと感じた事を列挙していきます。

(万人に役立つとは思いませんが、10人中2人くらいの役に立つ内容だとは思います。)

本記事は完全に僕のチャンネル運営に対する考えと
エンジニア系YouTuberというカテゴリに対する自身の考えを元に書いているので、万人に有益な情報とは限らないという事を予めご了承頂けると幸いです。



意識したこと


目標とするYouTuberを作る
 

→ まずは理想郷を掲げること

これはとても大事です。どんなに高い目標であれ何かをスタートする時はまず理想郷があるといいと思ってます。
僕も誰とは書きませんがえぐいくらい高い理想郷を掲げてました。


ここで大事なことは、ただ漠然とこの人が理想郷というのではなく、なにが理想郷なのか?を明確にすることです。


僕の場合は以下のような点です。

・きちんと世の中に役立つ教育動画を出している
・真面目なコンテンツだけでなく、その人自身の面白さを表現出来る動画もたまに上がる(= 動画だけではなくその人自体のファンが増えるし差別化もできる)
・上記の2点から、権威性はあるのに親しみやすく嫌なキャラクターにならない

特に、最後に書いた権威性はあるのに親しみやすく嫌なキャラクターにならないという事をすごく考えてきました。


というのもいくらYouTube上で再生数が増え、登録者が増えたところで、
現実世界での僕自身が、登録者は多いけどなんか嫌な感じだよな?と思われれば、意味が無いどころか広告収入以外の全ての面でマイナスだと思ったからです。


後ほど書きますが、ビジネス系やエンジニア系の動画によくある、
煽り系の動画や過激な動画はよっぽどの事がない限り出さないと決めてました。


ターゲット層を決める

YouTube発信をする中でその動画は誰に?何のために?向けた発信なのかを決めておくことは、
再生数への繋がりはもちろん、次の動画のネタを決定する指標の1つになるので大事だと思います。

ただ、ターゲット層は最初に決めたものから変化することは問題ないと考えます。

実際に僕自身以下のような変化がありました。

チャンネル開設時
 👉 IT未経験に近い人でエンジニアに興味がある人
現在
 👉 ITの世界に入りたてくらいの知識を持っていて、さらに知識を広げたい人

つまり、ターゲットを未経験から少し経験値のある方へとアップさせました。

これにはメリットとデメリット両方がありましたが、
僕の理想郷とするYouTubeスタイルには後者の方が合っていると思い、変更しました。


大前提として、教育系における発信は圧倒的に入門によったコンテンツの方が再生数は伸びます。
これは当然のことで、難しいネタになるほど興味を持つ人口が減るのは仕方の無いことです。


なので、エンジニア発信という分野においては
完全未経験をターゲットにすることが最も再生数を稼ぐことが出来るのは紛うことなき事実であり、
現在いる多くのエンジニア系YouTuberと呼ばれる方達はそのターゲットに向けて発信していると思います。


ではなぜそれを敢えて1段階上げたのかという理由ですが大きく以下の2つ点によります。

・完全未経験をターゲットにすると、他のYouTuberと同じようなコンテンツになる
・自分の経験にあまりマッチしない


前述しましたが、多くのこのジャンルのYouTuberは完全未経験をターゲットにしてる方が多いと感じています。

「未経験からエンジニアになるロードマップ」
「フリーランスエンジニアになれば年収〇〇円」
「SES企業はやめろ!自社開発企業を目指すべき!」

こういった動画が本当に増えたと思います。


これらが100%間違いだとは思いませんし、
きちんとした知識を持って発信してる人も沢山いると思うので参考にするのは良いと思います。
(個人的にはあまり好きではありません)


でもこれを自分でやるとなった時に、
他の人と僕がどこで差別化できるだろうか?と考えた時に思いつかなかったんですよね。


多分同じような話しかできないだろうし、そもそも今フリーランスエンジニアじゃないしなあと思って、差別化は出来ないと考えました。


話すことはできると思うんですけどね笑


2つ目
二アリーなとこもありますが自分の経験とマッチしないというのは正直ありました。

本職で現在メインでやってることがAWSなどのインフラ周りなので、本当にこれから学習をスタートする初学者には明らかにマッチしないです。


最初はHTML, CSS, JSなどから学習をスタートすると思いますが、
僕がそこに対して他のYouTuberより優れているかというと、全然そんなことないのでこれはもう無理だと笑


こういった理由から、ターゲットを少しずらしました。


明確な考え(意図)を持って動画を投稿する

これはYouTubeの投稿を始めたての時は本当に意識できず、今でも完璧にはできないけどめちゃくちゃ大切な事だと思います。

ある動画をアップする時に、

その動画はなぜアップするのか?
なぜその動画をアップしようと思ったのか?

を少し考えることでその先の動きが全然違います。


例えば1例として、僕の上げてるシリーズに5分とか10分とかでITの用語を1つざっくりと解説するものがあります。
このシリーズの1番初めの動画はAWSのLambdaというサービスを5分で解説するというものでした。


これを作る時の意図としては、

「どういうものか何となく知っておきたい」
「寝る前とかにたまたま5分くらいで1つ知識が増えたらいいな」


Youtubeにもこんな需要があるんじゃないか?という仮説の元作成しました。



実はこの需要を考えるにあたって、参考にしたwebサイトがあります。

「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典


このサイト僕もお世話になっていて分かりやすく、さくっと概要知りたいことって結構あるんでよね。


少し話がずれましたが、
この事前に考えた仮説が、当たる・当たらないはどうでも良くて
その後のフィードバックがしやすいかというのが大事かなと思います。


仮説無しで動画をアップすると、その動画が再生されたとしてもされなかったとしても、
なぜ良かったのか?なぜ悪かったのか?が結果論でしか考えられなくなり、改善が難しくなると感じるからです。


YouTube初期はとにかく動画を作るということで精一杯なので、中々意識することができませんでした。



煽り系、転職斡旋系はやらない

前述した通り、煽り系は極力やらないと決めてました。


何かを煽ったり何かを誹謗中傷することは間違いなく再生数がとれ、
それと同じ考えを持った一定数の共感も得られるので、登録者数も伸びる可能性は高いです。

でもそういった人を下げて自分を上げるようなことはしたくなかったのと、なんか単純にあんまかっこよくないので辞めました。


それと同じくして、転職斡旋系の

「スキルを付けてエンジニアに転職しよう」

みたいなやつも辞めました。


これはこれから勉強を頑張ろうとしている人のモチベーションアップになりますし、それに比例して再生数も稼げます。でも辞めました。


なぜなら、その人の人生の行く先はいくらでも可能性があるのにそんな事を押し付けたくないし、僕は責任も取れないからです。


また個人的にエンジニアの仕事は、
お金のためだけにやるのは仕事内容だけでなく、人間関係的にもがちでキツいと思っていて、多少なりとも好きでないとツラいと思うからです。

(僕もいつか辞めるかもしれませんw)


自分の実体験に紐づかないことは極力やらない

教育系のYouTubeで、撮影スタイルや過度な編集を除き、最も個性が出せて最も価値が出せるのは、


その人の言葉でその人なりの解説で動画が構成されるか?


だと考えています。


なぜなら究極言ってしまえば、その辺の参考書片手にそのまんま解説しても動画としてはなりたってしまうけど、そんなものに1ミリも価値がないのは明白ですよね。


また特にエンジニアという職種においては、実務経験と呼ばれる実際の仕事の中での経験がとても重視されます。
これは実務の中でしか得られないアクシデントや、色々な学びは机上の世界では中々再現されないからです。


なので、基本的に僕が動画を作る時は自分の経験に基づいたもの、
もしくは自分の言葉で話せるまで咀嚼し理解できたものを取り上げるようにしました。


そうする事で、メインの教えたいことにプラスして動画のアドリブでより深い話ができたりします。(仕事でこんな事あったなとかそういうの)


サムネイルで未来を想像させる

Youtubeにおいてサムネイルが重要なことは多くの方が言っていることであり、どう考えてもサムネイルが悪かったらその動画が再生されないのは明白です。

ここでお伝えしたいのは、未来を想像させるというのは単に動画の内容だけをサムネにするのではなく、その動画の雰囲気なども含め伝えた方がいいのではないか?ということです。


少し深掘りすると、例えばすごく派手な見た目でクリックしたくなるようなサムネがあったとしてその動画を見てみたら中身の動画は、一人称の語りのような動画で派手な編集もない。

こうなった場合、この時見てくれた人はもしかしたら

あれ?なんか思ってた感じと違うな?

と思う可能性が上がります。

そうすると当初期待していた動画との差ができてしまい、そこで離脱してしまう(視聴をやめてしまう)と思います。


例えばこの動画、

先日2020年の終わりに感謝と1年の振り返りとしてアップした動画ですが、このサムネを見てどんな動画スタイルを思い浮かべますか??


おそらく多くの人は、ゆっくりと僕が語るように話し、特にごちゃごちゃした編集もなさそう。と思う方が多いのではないでしょうか?


ちょっと極端な例ですが、まさにこの動画そんな構成になっています。


つまり、結局サムネはクリックされないと意味ないけど単にクリックされても意味がないと思うわけです。

視聴者がサムネを見てなんとなく中身を想像し、実際の中身(内容、雰囲気、スピード感など)とのフィット感があって初めて長く動画の見てくれるのではないかと。



ここまでが僕がYouTube活動で意識してきたことになります。


次に、世の中で言われるYouTubeの伸ばし方として、
僕個人としては不要だったなと感じたことを列挙します。



不要だったこと

大きく3つほどあります。どれも過度な◯◯と題して極端なことはやめよう的な内容になります。


過度な投稿頻度

最近は以前ほど重視されなくなりましたが、投稿頻度についてはよくYoutubeをやる上で大切だと言われてますよね。
ただこれに関しては、特に気にする必要はなかったと考えています。

具体的には以下の2点が理由になります。

1. クオリティを下げることのデメリットの方がデカすぎる
2. どんなにいい動画を作っても、おそらくすぐにはレコメンドされない


1つ目、クオリティは何よりも大切です。


流石に投稿頻度半年に1回とかはナシだと思いますが、1ヶ月に一本投稿でもいいからクオリティの低すぎる動画を出すくらいなら、明らかに投稿頻度を意識しない方がマシです。


Youtubeが他のSNSと違うところに、

登録者(=フォロワー)が増えづらいが、逆に減りづらい

という特性を持っていると考えます。つまり基本的に登録までしてくれた人はなかなか解除しないということです。


では逆に登録を解除する時はいつでしょうか?


それは、
「おすすめに出てきた登録済みのチャンネルの動画が嫌だった場合」
が最も多いと思われます。


Youtubeの動画ってめちゃめちゃ好きな人の動画以外はそんなにピンポイントで見ないですよね。


多くの場合は、おすすめに出てくる動画を見て、
たまにチャンネル登録してる人たちのをスクロールして確認したりとかが多いんじゃないでしょうか。


おすすめには、基本的にチャンネル登録済みの新規投稿は載るので、
そこでクオリティの低い動画(視聴者にとって嫌な動画)が流れてくると解除されてしまうと思います。


逆に言えば、
投稿しないと言うことは「そもそもチャンネル登録をしてくれた人の目に止まる可能性」が低く登録解除もされづらいと言うことになります。


なので、クオリティを下げて無理に投稿することは避ける方が吉だと思います。


どんなにいい動画を作ってもおそらくすぐにはレコメンドされない。


これはかなり仮説を含みますが大きく外れては無いと思います。

Youtubeのおすすめにはまず間違いなく機械学習が採用されており、
機械学習によりユーザーごとに最適化された(もしくはGoogleの思想に沿った)動画がおすすめに載ります。


全く自分のチャンネルを知らない人のおすすめに自分の動画が載るには、
おそらく数ヶ月程度は時間がかかると思われます。(えぐいバズり動画を除く)


と言うのも、実際に僕の動画のデータを見ても、
ある動画が投稿してから数ヶ月して徐々に再生回数が右肩上がりになったと言うものが多いからです。


これはGoogle程の企業が新規投稿の動画を、
リアルタイムでレコメンド対象のデータとして取り込めないというのは極めて考えづらいので、


機械学習によりレコメンドする為の条件のしきい値(例えばコメントが多くついてるとか)を満たすことが難しいのではないかと思っています。


まあそもそもそんなに登録者もいない、ユーザーからのフィードバック(いいねとかコメントとか)も受けていない動画をオススメするのが難しいというのは何となく想像できますよね。


なので、焦って動画を出してもすぐには再生回数が伸びないと思われるので、その点からも投稿頻度を過度に気にすることは不要だと考えます。


過度なSEO対策

よくYouTube動画におけるタイトルの重要性が唱えられますが、これも過度に行う必要は無いと思います。

例えば以下のようなタイトル

「【初心者必見】2021年人気のプログラミング言語3選【未経験 転職に有利】」

みたいな。

このタイトルではおそらく、「初心者」「2021年」「プログラミング」「未経験」「転職」この辺りを無理くり入れ込んでSEO対策としていると考えられますが、これはあまり有力では無かったです。


実際にYouTube初期の頃は結構SEOを気にして、タイトルに詰め込んでましたが辞めました。


YouTubeのアルゴリズム的にもしかすると、
こういった明らかにSEOで釣ろうとする動画は好まないか、
もしくはターゲットとするワードを絞った方が好まれるという仕組みがあるのかも知れません(仮説です)


過度なブランディング

一定量のブランディングは大切ですが、
やりすぎるのは視聴者にとっても自分にとってもデメリットだと考えます。


何を伝えたいかと言うと、
チャンネル運営をしていく上で、その人はこういう人なんだというブランディングは非常に大事な事です。


でもそこを意識するばかり、動画の路線や編集、サムネイルなどに変化が加えられないということが最も悪だと思います。


本来、投稿する側は楽しく、また視聴する側も楽しく(もしくは役に立つ)
という状態があるべき姿なのに、
ブランディングに拘るあまり改善がなされないというのが良くないことです。


そんなの当たり前やないか!

と思うかもしれませんが、実際結構あります。(僕もありました)


以上3点が不要だったなあと感じたことになります。


だいぶ長くなってしまいましたが、
最後に僕がYouTube活動を通して学んだこと、そして今後の事を述べて終わろうと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。


学んだこと

Youtube運営は本当にたくさんの事を学ばせてくれました。自分の思う良いものと、世の中が求める良いものとのギャップの大きさや試行錯誤することの重要さなどすごく多くのことが得られました。

その中でも2つに絞って特にこれからの生活などにも活かせそうな事を記載します。

ある程度のパクリは必要(ビックバネイト)

YouTube初期において、ある程度のパクリはやっぱり必要です。

僕の大好きな「はなおでんがん」チャンネルの言葉を借りると、ビッグバネイトは大事です。
(以降、尊敬の意を込めて、パクリをビッグバネイトと記載します)


というのもYouTubeは本当に最初何をどうしていいか分かりません。

ネタはどう探せば良いのか?
サムネイルはどういう構成にすれば良いのか?
編集はどの程度すれば良いのか?

などなど書き出したらキリがありません。しかもジャンルやその人の個性によって最適解はまちまちです。僕も常に模索中です。


それ故に、既に世にある良質で自分に近いチャンネルをビッグバネイトすることはすごく合理的なことであると言えます。


そこには先人YouTuberの試行錯誤と知恵がこれでもかと詰まっています。


ビッグバネイトをしていく中で、自分の個性を出せるポイントを見つけて行くことが重要だと考えます。(そんなでかい事言えない笑)


これは別にYouTubeに限った話ではなく、
もっと様々な仕事や恋愛でも何にでも通ずるものがあるのではないでしょうか?


明確な意図を持ってやること

トライアンドエラーという言葉がありますよね。

これは僕もすごく好きなスタンスで、まずやって見るという事は何事においても大切だし、得られるものも机上で足踏みしているより遥かに大きいと思います。


でも、前述した通り
明確な意図を持ってトライアンドエラーをすることが非常に大事であると学びました。

「とりあえず脳死でただやってみる」

よりも

「〇〇という意図があるからこれをとりあえずやってみるんだ」


の方が遥かに価値を見いだせると思います。これもYoutubeに限らず、あらゆるお仕事や遊びの中でもすごく大切なことかもしれません。


今後続けていくことのつらみ

本当に長くなってしまいましたが、最後に今後エンジニアというジャンルにおいてYoutubeを続けることのつらみを話して〆たいと思います。


エンジニアを辞めたらどうなるか

もしも奇跡的に万が一僕のチャンネルが今の10倍位まで伸びたら、広告収入だけで、生活が出来るかもしれない。


でも、発信している内容的に僕がエンジニアを辞めてしまったら??


その後発信する内容は必然的に価値がものすごく下がると感じています。


それは現場の生の情報を得ることが出来なくなり、
上辺だけでしかITの世界を見れなく(語れなく)なると思うからです。


だからこそ難しい問題だなあと。


エンジニアの仕事辞めたくなったら、エンジニアとしてもYouTubeとしても一気にゼロかあという感じ笑
まあ今のところはまだしばらくは辞めない予定です。


関係ないけど、麻雀のプロになりたい。


動画に明らかな賞味期限がある


投稿している内容の特性上、今まで出した動画がITの進化により価値がゼロになる可能性があります(悲しい)


ITの進化は目覚しく、2年前の技術が既に使えないなんてザラです。
ということは僕が挙げてきた動画は2年後には全滅ということも有り得なくないわけです。


一体これまでどれだけの時間を投下したのか、、、

まあこれは言い出したらキリがないですけどね笑


今ある動画が全滅しても他の動画あげて見てもらえるくらい、動画自体ではなく僕自身に魅力を感じてもらえるようにこれからも精進していきたいと思います!


とてもとても長くなってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございます。


誰かの役に立つとも言えないけど、
僕がYouTubeをどういう視点で見てきて、そこから何を学んだのか。
ということを伝えたかったです。

今後ともクラインチャンネルをよろしくお願いします!


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