クラインガルテン妙高 短期利用 妙高ライフスタイル(winterシーズン)
妙高ライフスタイル
クラインガルテン妙高の入居されている皆さんの生活、ちょっと気になりませんか?また、生活をしてみてどんな感じだったのか。など気になることがあると思います。そんな疑問など書いていきたいと思います。
今回は、冬にクラインガルテン妙高短期区画を利用した荒井様の妙高ライフをご紹介します。
クラインガルテン妙高短期利用とは
通常1年単位のご利用しかできないクラインガルテン妙高について、1ヶ月単位でご利用いただき、クラインガルテンでの生活や、妙高暮らしを体感していただく目的で創設した制度です。
クラインガルテン妙高を選んだ理由
プロスノーボーダーとして活躍していた27歳の時に「慢性活動性beウィルス感染症を患い余命宣告をされ、その際に骨髄移植に命を救われた経験から2011年より東京の代々木公園に雪を降らせて東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARDと言うイベントを立ち上げ若者に献血・骨髄バンクドナー登録の大切さを知ってもらう活動をスタートしました。その後、一般社団法人SNOWBANKとして法人化し年間を通じた活動を行いつつプロスノーボーダーとしても活動しつつ全国各地の中学、高校、大学、企業で講演会を行いつつDAZEBANDという自身がボーカルを務めるバンド活動もしています。
更に普段は東京の某発達障害支援の会社で週5日間、会社員としても働いています。そんな自分が雪山での暮らしをスタートする事を考え始めたのは2021年。
ここ10数年、東京で暮らしながら様々な活動を行っているので雪山に行けるのも決まった休みのみで歯痒さを感じている中、新型コロナウィルス感染症蔓延を機に一気にリモートワークが進み自分が対応するお客様のICTリテラシー向上によりWEBでの面談が当たり前になって来た頃でした。
いつかは雪山の近くで暮らしたいと思っていましたが、なかなか完全に移住する勇気までは湧きませんでした。そこでまずは短期でアパートかホテルを借りて一度、短期で暮らしながら仕事をしてみて、どんなメリット、デメリットがあるのか確認してから移住も視野に入れて行こうと考えました。
短期で暮らす地域を選定する上でまずは自分の中で条件を5つ立てました。
①何かあったらすぐに東京に帰れる様に新幹線の駅が近くにある事
②住む場所から雪山まで車で20分以内である事
③ある程度、規模が大きい山がある事
④ナイターが滑れるゲレンデがある事
⑤ある程度、キレイで快適な住居がある事
この5つでした。
そこで候補に挙がったのが妙高市でした。
妙高であれば杉の原や赤倉観光リゾートやロッテアライリゾートなどバックカントリーまで滑れる山が20分圏内にあり、新幹線の上越妙高駅もある。
そして赤倉温泉スキー場ではくまどーゲレンデでナイターも滑れる。
この場所しかないと思いまずは家を探し始めました。
ただ、最後の条件の「ある程度キレイな住居」がなかなか見つける事が出来ずにいました。
そんな時に見つけたのがクラインガルテン妙高の1ヶ月の短期滞在でした。
写真を見る限りキレイなログハウスで洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器、食器などの生活必需品は(※短期利用区画のみ)揃っており更には一階部分がシャッター付きの駐車場まで付いている。
もう完璧過ぎると即、申し込みました。
妙高ライフ
入居当日、クラインガルテン妙高に到着すると想像を超える素敵なログハウスがお出迎え。中に入ると吹き抜けのダイニングとロフト。
今回、ロフトを寝室兼リモートワークスペースにしました。
移住体験初日、朝起きるとダイニングの窓から見える妙高山がお出迎え。
リモートワークの方はauのモバイルWi-Fiを持ち込んだので問題なく行えました。滞在してわかりましたがdocomoとauは電波が有りますが私用のSoftBankはほぼ電波が入らなかったのでもしWi-Fiを入れるのであればご参考に。
雪山の近くで住んでみて圧倒的に時間の過ごし方が変わることを感じました。
今回シーズンパスを購入した赤倉観光リゾートスキー場はクラインガルテン妙高から車で10分ほどなので午前中、仕事が無ければ2時間だけ滑りに行き、午後から仕事も出来たりしました。
一階のシャッター付き駐車場のおかげで除雪のことも考えずに時間が出来れば雪山に迎えるフットワークの軽さ
赤倉温泉スキー場までは車で10分も掛からないので一日中仕事が入っていても仕事後にナイターに行って2時間滑るなんて事も出来ちゃいます。
滑った帰りは地元の「日本亭」や「たけうち」で食事をしたり、少し脚を伸ばせば上越妙高駅前の「麺屋風花」で美味しいラーメンを食べられます。
毎日の雪の状況の変化を感じられてコンディションが良い日は仕事を早目に切り上げライディング出来る環境は本当に最高でした。
東京からの通いでは絶対に参加出来なかった地元のスノーボードムービー試写会にも参加して10数年ぶりの先輩に再会したりする事も出来ました。
そして夜には満点の星空でプラネタリウムなんて比に成らないリアルな星空を観に何度も外に出てしまう。
何より日々ダイニングの窓からの景色を撮り季節の移り変わりを感じる事が出来る生活が本当に最高でした。
妙高ライフで得たもの
この暮らしを終えて思ったのは「やはり人はどこでどう暮らし、そこに幸せがあるかどうか」が大事で、それを感じる為にクラインガルテン妙高は自分には充分過ぎる生活でした。
今回の移住体験で自分の幸せの基準はリセットされて改めてこれからの生き方を考えさせられるきっかけになりました。
もし移住などに迷われる方は是非一度試してみて欲しいと思いました。
長い人生の中で一ヶ月費やす事でその後の人生が変わる位の体験が出来ると自信を持ってお伝えする事が出来ます。
最後に・・・
人は仕事をする為に生きるのではなく幸せに生きる為に働くと自分は思っています。私自身もこの体験を通じてその考えが確信に繋がる本当に素晴らしい移住体験でした。