
刻々
生涯であと1枚しか写真が写せないとしたら何を写そうか?
自分軸で考えたならそういう言葉になるけれど、もともと写真はその瞬間その瞬間の1枚しか撮れないのだと思います。
今日の雲は明日には撮れない。
草花は明日には咲き方も背丈も変わってる。
少しずつの変化だから気づかないこともあるかも知れないけれど、確実に変わってる。
なにより紡ぎ手の気持ちが人間力という幅の中で変わってる。
殺風景な世界にも、なんにもないってことはひとつも無くて、全ては1秒ごとに意味深く進んでいる。
そんな風に思うから、いつもカメラを携えている。写真で残せない時があっても、想いを持って物事を眺め次の機会をいつも思い描いている。
(KEI)
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