日本で起きているのは、司法と行政による、立法権へのクーデターだ

政府が減税ではなく補助金を出したり、社会保険料の値上げやエネルギー賦課金の設定をするのは、憲法第84条を回避するためだ。

 彼らは、国会の専権事項を形骸化し、有名無実化し、実質的に無効化するために、このようなことを行っている。

第84条 あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。

日本国憲法

税金と同等の機能を持ちながら、税金のカテゴリーに含まれていないものをつかって、行政が国会を無視して租税を支配しようとしている。

これは行政による立法権への侵略だ。

(つづく)

いいなと思ったら応援しよう!