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UCL準々決勝 2ndレグ アトレティコ vsマンC 4月14日

アトレティコの戦略とシティーの戦術、そんな戦いと言って良いゲームだった。女神はシティーに微笑んだ。

アトレティコはアウェーゲームでの90分とホームでの前半45分は、単に時間を進めたに過ぎない。シメオネ監督は180分で若しくはプラス30分で勝ち上がる事を考えたのだろう。

後半24分にカラスコ、パウル、コレアの投入は息を潜めたアトレティコの逆襲の始まりだった。そして37分のスアレス投入で一気に流れを引き寄せ、我々(観ている人達)にこの様な戦い方があったのか、と。

監督の戦略は会場のサポーターも巻き込み、そして選手たちの闘争心を煽ったが得点に結び付かずに敗退した。しかし、シメオネ監督の指揮官としての潜在能力は伊達で無いことを証明した。何とも恐ろしい試合だった。

マンチェスター・シティが激闘を制したのは何なんだろうか。
彼らのコンディションは限界だったようだ。そして、コンディションの悪さは、彼らの良さである技術の正確さやボールの動かし方が消えた。そして、最もやってはいけないボールを簡単に失う事で勝利も失いかけた。

では、何故に女神はマンチェスター・シティに微笑んだのだろうか。
私はシティのフィロソフィーに対してのご褒美だったと思いたい。
彼らの演じるサッカーには上手さと賢さ、そして試合を通して優雅さが有ったと言って良いだろう。戦略と戦術、大袈裟かな。

ベスト4が出揃った。
リバプール vs ビジャレアル
マンチェスター・シティ vs Rマドリード
イングランド2チーム、スペイン2チーム。

カップを手にするのは?と、皆で会話をする1ヶ月にするのは如何だろうか。

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