見出し画像

【Week 10】ロジカル設計/資料制作スキル

▼サービス設計の流れ
サービス設計にも、それぞれの分析があり、
最終的に市場に向けてサービスをリリースする

画像1

▼3C分析・SWOT・4P分析
 3C分析・SWOT分析を行いながら、
 サービスを設計をしないと、どんなサービスも拡大していかない

・3C分析
 顧客分析
 自社分析
 競合分析
 →この3つの分析

 3Cの中で最も重要な分析は、自社分析
 顧客や競合を知っていても、自社のことを理解していないと勝てない
 そして、多くの人がこの自社分析ができていない

 この自社分析に使われるのが、SWOT分析
 =3CとSWOT分析はセットで考える

画像2

・SWOT分析
 強み
 弱み
 拡大可能性
 縮小可能性
 →この4つの分析

画像3

・4P分析
 製品
 価格
 流通
 販売促進
 →この4つの分析

画像4


 例:カフェの出店(競合は近くのスタバ)
   ・顧客分析
    オフィス街なのでサラリーマンが多いetc…

   ・自社分析
    強み:ドリンク価格がスタバより40%安いetc…
    弱み:ブランド力がないetc…
    拡大可能性:夜はバーとして営業できるetc…
    縮小可能性:アルコールを取り扱われると集客が減るetc…

   ・競合分析
    朝の入店数は50人前後、昼時は100人前後、夜は40人程度
    女性が多い
    フードをオーダーする人は、入店する人の30%程度
    そのため客単価を530円と仮定すると、1日の売上は100,700円

   ・製品分析
    サラリーマン、男性が多いという観点から、
    ボリュームを重視したランチメニューを用意

   ・価格分析
    サラリーマン取り込みのため、ドリンクセットで900円

   ・流通分析
    オフィス街であることから、一定のデリバリー需要もあると予測
    そのため、デリバリーを宅配サービスと提携して提供

   ・プロモーション
    忘年会などのイベントシーズンで利用を刈り取るために、
    LINE@での登録でドリンク1杯無料を行う

→フレームワークに沿って行うことで、簡単にできる
=フレームワークを知っていること、活用することが重要

▼TTP戦略
TTP戦略とは、徹底的にパクる戦略
自社・競合・4P分析を比較し、
細かく1つ1つ改善を行えば必ず勝てる勝負になる
→これらの分析を行うことで、
 やった方が良いこと、対策した方が良いことが見える

画像5

▼市場規模
・市場規模の測り方
 特定の商品やサービスを必要としている人(ニーズ)
 ×
 それにどのくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント)

画像6

・メンタルアカウントとは
 何にならお金と使っていいか、
 何にならケチるのかメンタルのアカウンティングがある
 これを市場規模に当てはめないと、リアルな市場規模の数字にならない

・ニーズ調査
 ニーズ調査は市場規模を図るためだけでなく、サービスを作るのにも重要
 
 ①多くの人に「シンプル」に聞く
 ②色々なカテゴリーに分けて聞く(年齢・性別・職業etc...)

・デプス調査
 ニーズ調査の中から特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼び、
 直接対面でヒアリングを行う調査
 これには必ずリラックスした環境での調査が必要

 ①スモールトーク
  日常会話でリラックスさせる、自分のことを話安心してもらう
 ②ライフスタイル質問
  趣味や家族構成、職業や帰宅時間などその人の1日を聞き出す
 ③ワンアヘッド質問
  実際の年収や、家庭の経済状況などおりいった質問を行う
 ④サービスに対しての意見、必要・不必要の意見を聞く
  ※WHYを3回聞くような質問をする

 インタビュー中に重要なことは、
 ぽろっと口にした言葉などを必ずメモに残す
 必ず自分のサービスは最後に話す

▼ペルソナ分析   
デプス調査を行ったら、架空の人物を作り出す
→ペルソナ分析

市場規模は、ペルソナと同様の自分物×利用意向×メンタルアカウティング
で算出される

画像7

 例:宅配サービス(30代子持ちの主婦Aさん)
   Aさんと同様のペルソナを持つ人10人にアンケートしたところ、
   1ヶ月25,000円であれば、10名中8名が利用したいという意向
   この町にAさんと同様の人は、約2万人
   (2万人×80%)×25,000円=月間4億円
  →これがこのサービスの市場規模

▼サービス普及の曲線
 サービスを展開しても、
 いきなり市場規模分のお金が入ってくるわけではない
 サービスが普及するには、ある程度時間が必要
 そして、サービスが普及するには順番がある

 イノベーター(2.5%)
 アーリーアダプター(13.5%)
 →ちょっと冒険をしたい人たち
 =新しいお店ができたら立ち寄ってくれる人たち
  全体の16%

 アーリーマジョリティ(34%)
 レイトマジョリティ(34%)
 ラガード(16%)
 ※()内の%は全体に対する%
→いつも通りのお店を利用する人たち

画像8

 普及させるには、イノベーター・アーリーアダプターの人たちを、
 いかに満足させられるかによって、変わってくる
 アーリーマジョリティの人たちを取り込めるか取り込めないかは、
 イノベーター・アーリーマジョリティの口コミによっても左右される
  例:UBEREATS

 その上で重要なのは、口コミでバイラルされるような、
 キャッチコピーを作ること
 例:日本唯一の高級チョコとコーヒーのお店