【ボーボボ】『ただしつけものテメーはダメだ』はある未来の予言だった!?
『ただし つけものテメーはダメだ』ってボーボボが元ネタなの?
これはボーボボを代表する名シーンでネット上でもよく見かけます。
しかし、皆さんは『ただし つけものテメーはダメだ』についてどれだけご存じでしょうか?※以下、『ただつけ』と表記
【本記事の内容】
・『ただし つけものテメーはダメだ』 とは
・『ただつけ』が予言した驚くべき真実
一般的には、ギャグの1つとして解釈される『ただつけ』
今回はそんな『ただつけ』について詳しく紹介していきます。
『ただし つけものテメーはダメだ』 とは
この名言が生まれたのはボーボボ第1巻/30ページ中央のコマ
『ついてきな』
とビュティ、つけものに呼びかけた2コマ先で
『ただし つけものテメーはダメだ』
物凄いスピード感です…!
オチ担当に「テメーはダメだ」と言って笑いを誘う、
シンプルながら洗練されたギャグと言えます。
「ただつけ」は2種類ある
実は「ただつけ」
もう一種類のパターンが存在します。
それは『だが つけものテメーはだめだ』
12ページ最後のコマで2コマ前に始めて登場して勝手にフレームインしたつけものに
言い放った一言です。
個人的な感想ですが、このシーンより「ただつけ」の方が有名なのは
・口に出したときのテンポがいい
・一瞬上げて、即落とす
と複数の要素があると思います。やっぱり「ただつけ」はすごいです。
『ただつけ』が予言した未来は…「草(くさ)」?
さて、元ネタや『だが つけものテメーはダメだ』について紹介しました。
結論からいいますと、この一連のギャグは
『誠意・覚悟が求められる時代に「草(くさ)」という言葉が流行する』
という予言なのです。
誠意と覚悟 ボーボボの漢気
ビュティ・つけもの『ボーボボに同行をさせてください!』
⇩
「いいだろう」
⇩
『ただし つけものテメーはダメだ』
これが大まかな流れです。
「ただつけ」の描写、前のコマから誠意と覚悟の大切さを教えてくれます。
ビュティの土下座
『理由は言えないけど旅に同行させてください!』
ビュティは初対面のボーボボに覚悟を持って土下座をしています。
目標達成のため、自分のできる最大限を真摯に取り組むことはだれにでもできることではありません。
この精神は筆者も見習わなければいけません。
つけもの うざい
一方、つけもの
・『実は~アタイ…』勘違い女のようにモジモジ
・「気づいてほしいな~チラッチラッ」というムーブ
・ビュティの便乗してなんとなく土下座
これはいただけません。
自分の誠意を見せるときは全力でそれを伝えることの大切さがここからもわかります。
ボーボボのやさしさ
ボーボボは過酷な旅になるだろう未来を見越しています。
それは「だがつけ」の後に話した毛の国崩壊の話から示唆されています。
『ただし つけものテメーはダメだ』
と突き放したのはボーボボなりの優しさだったのかもしれません。
それはそれとして。
ここから6ページめくると、つけものは犬に食べられます。
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つけものは「草」を予言していた!?
最後に「つけもの」が起用された意味をお話しましょう。
本編では「つけもの」はひらがな表記ですが、姿形からして「漬物」のことでしょう。
「漬物」には信仰される神様がいます
その名をカヤノヒメ
日本神話に登場する草の神様です。
そう「草」です。
つまり澤井氏は未来を見通し
将来、爆笑シーンに対して人間は草という安直な言葉を開発するだろう
ことを予言したのです。
ネットスラングというのは時代の流れ
「(笑)」
⇒「www」
⇒「(~なのほんと)草」
連載開始、掲載は2001年。
当時は「(笑)」「www」しかなく「草」という表現は成立していませんでした。
しかし、作者澤井氏はこの爆笑悶絶描写に、あえて草の神様と密接に関わっている「つけもの」を起用したのです。
恐ろしい事実ですね…
まとめ
ただつけの元ネタ。そして作者のメッセージが込められた深いシーンでしたね。
素晴らしい要素が詰まっており、あのハレクラニへの名言『浸りすぎー!』と勝るとも劣らないメッセージ性です。
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原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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