【ボーボボ 19話】イケメンへっくんの戦闘シーンのお披露目回を見てみよう!
『ボーボボってイケメンでてくるの?』
実はけっこうでてきます…!
うんこヘッドのソフトンの素顔はクッソ美形ですし、破天荒もクールなイケメンです。※意外と同人誌も多い
「へっくん」ことへっぽこ丸がイケメンで一番有名ですが、その初戦闘シーンが壁男との戦いです。
【本記事の内容】
・「ボーボボ 第19話」の紹介
・首領パッチ 地球さんに陳謝する
・イケメンへっくん 力不足を痛感する
この【奥義19話 さらばアイツハゲテナカッ・タワー】ではヘッポコ丸の初戦闘に加え、当時の世相を鋭く切る描写が目白押しです。
詳しくみていきましょう。
ボーボボ【奥義19話 さらばアイツハゲテナカッ・タワー】の見どころ
今回最大のみどころはイケメンヘッポコ丸の初戦闘!更に地球温暖化に警鐘を鳴らす巧みな場面構成も必見です!
・地球さん お気持ち表明と核攻撃の危機
・ヘッポコ丸の技名 いちいちイケメン
の2点です。順に解説しましょう。
地球さん お気持ち表明と核攻撃の危機
冒頭、ボーボボは地球と一体化し、ヘッポコ丸のオナラについて語ります。
『…僕は怒っているよ』
『大気が汚れてかなわんのだよ』
『噴火させちゃうよ 山全部』
真摯に頭を下げる首領パッチ
その後、何故か宇宙人がボーボボを侵略
パジャマ姿のアメリカ大統領『核 うつしか アリマセーン』の爆弾発言
ボーボボの「早まっちゃダメなんだからー!!」と続きます。
このシーンには一体どんなメッセージが込められているのでしょうか。
2001年はどんな年なのか
連載していた2001年は環境問題で日本が揺れた1年です。
・京都議定書の批准問題
・諫早湾開拓事業の見直し
・環境省の発足
どれも耳にしたことがあるくらい有名だと思います。
宇宙人の侵略 = 人間の愚かさのメタファー
唐突に挿入される宇宙人の侵略。これは…
『宇宙船地球号の乗員が、乗り物自体を汚染している』
ことを暗喩しています。
その結果、地球さん(ボーボボ)もお気持ち表明
「火山全部噴火させちゃうよ!」
『核撃つしかアリマセーン』
武力での解決は何も生まないことを明確に示しており、当時の社会情勢を如実に表しています。
ヘッポコ丸の技名 いちいちイケメン
続いてヘッポコ丸、へっくんの戦闘シーン
技名のイケメンさ・構図のクールさ
特にこの2点が際立っています。
オナラ真拳「皐月」「神無月」
オナラ真拳の技名は旧暦が使われ、雅でイケメンな感じが致します。
エネルギー弾をぶつける「神無月」
10月の旧暦で、語源は「神様全員が出雲に集合するからいない」=「神無しの月」
神様がいない不安をぶつけることを隠喩しつつ、戦闘シーンに奥行きを持たせています。
敵の上空から相手の頭上に噴射する「皐月」
5月の旧暦で、諸説ありますが語源は「田植えをする月」=「早苗月(さなへつき)」
上から下に田植えを行う動作を踏襲しつつ、空中戦を演出しています。
い ち い ち カ ッ コ い い な へ っ く ん … !!
へっくんのイケメンな構図
イケメンなのに攻撃方法がオナラ
というハンデがありながらカッコいいのは戦闘シーンの構図に理由があると思います。
上述の「神無月」では奥行きを分かりやすく示す
⇩
「皐月」で上空からの攻撃と動きのある表現でつなげています。
「皐月」では相手にお尻を向けることを活かし、へっくんの表情をかっこよく描いており、澤井先生の工夫、ハジケリストの息吹を感じることができます。
まとめ
ボーボボにおけるイケメン枠、へっくんの初戦闘シーンでした。
原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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