見出し画像

【ボーボボ 15話】「瀬戸際を楽しめよ」とバビロン真拳の元ネタ

『ソフトンのバビロン真拳って元ネタあるの?あとネットで有名な「瀬戸際を楽しめよ」って何?』

メチャクチャ強いバビロン真拳ですが、元ネタ・初出は【奥義15話 ウンコじゃなきゃなんなんだ!?】です。

ソフトンとボーボボが激突するバトル回…必見です。

本記事の内容
・「ボーボボ 第15話」の紹介
・「瀬戸際を楽しめよ」の元ネタ
・ソフトンのバビロン真拳の元ネタ

個人事業主ソフトンが操るバビロン真拳…どんな恐ろしいものか見ていきましょう。

ボーボボ【奥義15話 ウンコじゃなきゃなんなんだ!?」みどころ


最大のみどころはバビロン神拳のお披露目!
見どころを紹介してきましょう!

・「瀬戸際を楽しめよ」の元ネタ
・首領パッチのファッションチェック
・バビロン真拳 クッソ強い

の3点です。順に解説しましょう。

「瀬戸際を楽しめよ」

ソフトンのバビロン真拳に圧倒されるボーボボ
アフロの中のミュージシャンは便座に座っていました。

「早く(トイレから)出てよ!」と扉を叩くのですが…

「瀬戸際を楽しめよ」

ネットで有名なワンフレーズですが

ホントにただのクソ野郎なのにこのコマだけはかっこよく見えてしまうから困ります。

首領パッチのファッションチェック

ボーボボは「バビロン神の裁き」に対抗し『おすぎとみせかけてピーコ』を発動
首領パッチのファッションチェックタイムに相手を引きずり込むことに成功します。

このファッションチェック、意外というかかなり真面目にソフトンのビジュアルを考察しており

・ブーツが最新モデル
・状態のよいビンテージのデニム
・スカジャンにアイスクリームのワンポイント

に総評「アクセントをつける意味でもニットキャップも一考の余地あり」を添えています。

首領パッチ 熱湯に落とされる

的確なチェックをした首領パッチですが、ボーボボに「ご苦労」と言われ

熱湯の中に落とされます

これは、ファッションチェックはあくまで時間稼ぎであり
ソフトンの動揺を誘う巧みな心理戦だったことが伺えます。

事実、ソフトンにスキが生まれ優勢だったところから流れが変わっていきます。

バビロン真拳 クッソ強い

この回、バビロン真拳は多く披露されました。

・モロッコの流れ
・バビロン神の裁き
・失われし赤い秘宝

それぞれ回避/時間差ダメージ/直接攻撃とスキがありません。

バビロン神拳は「彷徨いし光と影の間を極める」ことが極意と説明しており
その強さの一端を知ることができます。

さて、このバビロン神拳には元ネタがあるのでしょうか。

バビロンって何?

バビロンとは一般的にはメソポタミア地方の古代都市の名前とされています。
外国の言葉で神の門、大変神聖な場所とされています。

また、聖書では「バベル」の名前で登場します。こちらは混乱するという意味。
バベルの塔建設からの顛末を知っているとなるほどという命名です。

バベルの塔について詳しくはこちら
【ボーボボ】渋谷区大型デパートヨコセヨの意味を理解しました【ヨコセヨ 元ネタ】

しかし、バビロンという言葉の由来は諸説あって未だに議論されています。その為

「なんか聖書とかにでてくる神聖っぽい場所」

というのが今の定説に落ち着いています。

技名の意味って何?

結論としては

わざと意味をもたしていない

となります。

モロッコ/流れ/赤い秘宝など関連性がないワードをあえて使っている節があり、技名や描写は なんとなくカッコイイ言葉 をチョイスした可能性が高いです。

バビロン真拳の元ネタはBz

バビロン真拳はBzのイズムを体現している

フワッとした説明に終始しているバビロン真拳ですが
このことはあまり知られていません。

「彷徨いし光と影の間を極める」

ソフトンの言葉です。これはBzが2000年代初頭に発表した名曲「Blue Sunshine」
の歌詞の一部と酷似しています。

・ボーボボ ⇒ 彷徨いし光と影の間を
・Bz歌詞 ⇒ 光と影の間を彷徨い~

この曲は人と人の分かり合うことの難しさ、不条理さ、そして切なさを歌っています。本編でも

・三角に生まれた「四角・形の助」が自分の生まれに思い悩む姿
・ファッションチェックを強要され、最後には熱湯に落とされる不条理さ
・わずかなスキを見つけた主人公がソフトンに圧倒されてしまう切なさ

と類似点をあげればきりがありません。

個人事業主として、またビュティの唯一の兄として色々な苦悩があったことは言うまでもないでしょう。
そんな彼が身に付けた力がBzの強いメッセージ性、イズムを体現したバビロン真拳だったと考えると感慨深いものがありますね。

まとめ

濃厚なバビロン真拳回でしたね!
まさか技名ではなく、サラっと説明した真拳の極意の中に考察のヒントを残しているとは、、

ボーボボという作品の懐の深さを垣間見た回でした。
そして、次回はついにボーボボワールド!魂を開放していきましょう!

原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?