【ボーボボ あらすじ】なんj民も理解不能!?なあらすじをコピペで紹介
『ボーボボのあらすじって意味わからないの?』
た し か に そ う で す
ボボボーボ・ボーボボは週刊少年ジャンプで看板をはり連載から20年経過してもメディアミックスされる人気を誇ります。
一方「あらすじを読んでも意味が分からない」という声を見る場面もあると思います。
【本記事の内容】
・ボーボボのあらすじについての解説
・ハジけたあらすじランキングベスト3を発表
今回はボーボボという作品のあらすじについての解説と、ボーボボのあらすじベスト3を紹介していきたいと思います。
※お暇な方は「亀ラップの真実は旧約聖書にある」「ヨコセヨデパートはバベルの塔のオマージュ」などこちらもお楽しみください。
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アニメ:ボーボボのあらすじを見てみよう!
まずはこちらをご覧ください。
公式で流れた第12話のあらすじです。
第12話「ぷるんぷるんしてる強敵出現! その名はところ天の助!」
ボーボボたちは田舎へ帰省していた。まごころ込めて植えた割り箸畑から、メルヘンチック遊園地が獲れたが、それは毛狩り隊Aブロック基地となっていた。
※出典情報※ タイトル:ボボボーボ・ボーボボ/原作:澤井 啓夫/抜粋:アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」「第12話」「あらすじ」
いかがでしょう。
コスパや理論的な言動が評価される昨今
こんなに自由なあらすじはないかもしれません。
『なぜ毛狩り隊Aブロック基地が畑でとれるのか?』
『一体、メルヘンチック遊園地とはなんなのか?』
『そもそも「割り箸畑」ってなんだよ!?』
疑問はつきません。
しかし、このあらすじが人気な理由はギャグセンスが高いだけではないのです。
理由①:あらすじに事実のみを書いている
「youtubeの過度な期待を持たせるサムネにガッカリした」
「SNSの盛ってる投稿が気にさわる」
他人の評価に敏感な現代、よく見られたい!という強迫観念のようなものがネット上にはあるように思えます。
そんな現代においてボーボボのあらすじは一言一句、事実のみをのせています。
何も足さず、それでいて自虐することもない姿勢
ここにある種のかっこよさがあります。
自然体なボーボボのあらすじは令和の世でこそ、より輝くといえるでしょう。
理由②:シュールレアリスムを体現している
『完璧を怖れる必要はない。決してそこには到達しないから』
とは巨匠サルバトーレ・ダリの言葉です。
ボーボボのあらすじは不条理さを文字に起こした時のシュールな笑いを生み出します。
完璧に本編を説明しようと思ったら、逆に分かりづらくなってしまうのはシュールの極みであり、ダリの言葉とも一致します。
表現とは完璧を求めるなかでこの葛藤を常に抱えているんだ…!
というアーティストの気持ちを代弁しているともいえるでしょう。
ボーボボのあらすじベスト3!
いかにボーボボのあらすじがハジケたものかを説明した後は、個人的ベスト3なあらすじたちをご紹介したいと思います。
ハジケリストの息吹を、このランキングで是非感じていただければと思います。
第三位:打倒!インダス・メソポタミア・黄河文明!
第32話 「行け! ボボパッチの助!! ママチャリで!!!…マジで!?」 迫り来るインダス文明、メソポタミア文明、黄河文明を倒すため、ボーボボ、首領パッチ、ところ天の助がついに「聖鼻毛融合」する! その名はボボパッチの助! 必殺技“M・T”が炸裂する!!
※出典情報※ タイトル:ボボボーボ・ボーボボ/原作:澤井 啓夫/抜粋:アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」「第32話」「あらすじ」
イ ン ダ ス 文 明 っ て な ん だ よ ! ?
こんなに気になる歴史ワードをあらすじがあるでしょうか。
『迫り来るインダス文明、メソポタミア文明、黄河文明を倒すため』
本編を見ればこの荒唐無稽に見える単語の羅列に嘘偽りないことが分かります。
ほんとに3人の融合、ボボパッチの助がママチャリで登場するのは熱いシーンです。
補足として、黄河文明はM・T(マジで・タイム)にて実は麗人の女性であることをカミングアウト(!?)するという令和の世を先取りしたかのような描写も見られ、必見です!
第二位:ボーボボ。実はバンパイアだった
第25話 「誕生! NEWボーボボWITHハンペン お父さんは頑張っているゾ!」 実はバンパイアだったボーボボが、ショウ・メイの光を浴びて灰になってしまう。その時、ヘンな人が現れた! その名は、ボボボーボ・ボーボボWTマークIIセカンド!!
※出典情報※ タイトル:ボボボーボ・ボーボボ/原作:澤井 啓夫/抜粋:アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」「第32話」「あらすじ」
ボ ー ボ ボ っ て バ ン パ イ ア だ っ た の ! ?
正直的な事実です。
事実本編では、ショウ・メイの光で灰になってしまった後、ガンダムよろしくフル改造されたボーボボで登場(!?!?)
一家を支えるお父さんを手足に装着して(!?!?!?!?)敵を破ります。
事実しか載せていないのに笑いが起きてしまう…
これこそがボーボボのシュールレアリスムの境地といえるでしょう。
第一位:伝説のプルコギ・コギプル回のあらすじ
第4話 「バババーバ・バーババ! 偉大なるキング鼻毛様?」 今日はハジケ学校の卒業式だった。“卓球便”でハジケ村に届けられた卒業生の首領パッチは、ギリギリ教室へ。ボーボボは首領パッチの弁当を手に、ママチャリで校内へ突入する!
※出典情報※ タイトル:ボボボーボ・ボーボボ/原作:澤井 啓夫/抜粋:アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」「第32話」「あらすじ」
首 領 パ ッ チ 学 生 だ っ た の ! ?
この回は筆者も大好きな回です。こちらで詳しく解説していますが…
【ボーボボ 7話】「プルコギ」「コギプル」の意味と元ネタがエモすぎる
仕事ではなく自分を大切にしてほしいという深い深いメッセージが込められたエモい回なのです。
あらすじは一言一句事実のみに書いていますが、その隠された意味に気づいた瞬間のギャップは計り知れません。
あらすじで笑いを、本編で涙を、OPで情熱を
これを体現できる数少ない漫画がボボボーボ・ボーボボなのです。
まとめ
ボーボボについて、未読の方にその魅力が少しでも伝われば幸いです。
原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。