キルミーベイベーってどういう意味?元語学教師が徹底解説【元ネタ】
「キルミーベイベー」って何?元ネタあるの?
タイトルは知っていても「キルミーベイベーという言葉の意味」について理解されている方は少ないかと思います。
ということで今回は、「キルミーベイベー」という単語の意味についての解説です。
公式から元ネタについての説明はない
まず、公式から発信された情報:原作・ファンブック・アニメ・DVD・HP を全て探しましたが
公式からのアナウンスはありませんでした
Googleで検索して分かるか?
続いて、Google先生に「キルミーベイベー 意味」と
お尋ねしてみても
有用な情報はありませんでした。
ヒントは…原作への理解度?
公式からのアナウンスはない + Google検索でもでてこない
以上のことから、私はこのような結論に至りました。
キルミーベイベーという作品への理解があれば、意味がわかる
では、どのようなにキルミーベイベーを理解すれば、元ネタ、意味にたどりつけるのでしょうか。
キルミーベイベーの意味 最有力は「愛」
キルミーベイベーという作品を考えてみましょう。
基本は、やすなとソーニャちゃんのどつき漫才です。
しかし、この二人の関係性に百合(同性愛的価値観)を見出す猛者がいるのも事実です。
そのような観点、見方でタイトルを考えれば
『kill me,baby』⇒「私を(殺すほど)愛しなさい。カワイ子ちゃん」
という、2人がお互いを殺したいほど好きな間柄であることを
示していると言えます。
アニメの幕間には「愛」がある
アニメには「幕間」が存在します。
チャラーン♪のSEと一緒にキャラクターが一言コメントするあのCMみたいな時間です。
キルミーベイベーの場合、やすなが「ベイベー、プリーズキルミー」と言います。
おバカっぽかったり、色気があったり、色んなやすなを見ることができます。
そして、実は数が少ないですがソーニャちゃんも「ベイベー、プリーズキルミー」を幕間でしゃべることがあります。
「ベイベー、プリーズキルミー」はラブコール
この幕間、これはラブコールでしょう。
基本的に自分からアプローチしていくやすな
たまに返してくれるソーニャちゃん
まさに本編を反映していると言えます。
ほんとのきもちはひみつだよ
ラブコールは幕間だけではありません。
エンディングテーマ「ふたりのきもちのほんとのひみつ」には
「好きよ、あなたが。殺したいほど」
という歌詞があります。
バックにはやすながこのセリフを口にだしていると思われる描写があり、
殺し屋であるソーニャちゃんに「どうしても伝えたい」という風に描かれています。
この歌詞の後のソーニャちゃんの顔もそれを汲んでいるように思えるのです。
【キルミーED】「ふたりのきもちのほんとのひみつ」の歌詞の意味が凄すぎる…
「Please」には強い気持ちを相手に伝える意味もあります。
ソーニャちゃんは暗殺者。やすなは普通の高校生です。
友だちとしての距離感を保ち、それを一生続けることは難しいと感じながら、やっぱり友だちでいたい。
そのように、お互い思ったのではないでしょうか。
「キルミーベイベー」とはラブコール + 隠語
以上のことから、キルミーベイベーはラブコールであり
「殺さない程度に私にかまってね。ソーニャちゃん」
「殺したいほどかまってやるよ。やすな」
という、
信頼関係に裏打ちされた2人だけに分かる隠語だったのではないでしょうか。
まとめ
「キルミーベイベー」は大変語呂がよく、呼びやすく、親しみやすいタイトルです。
そこに深い意味があわさり最強に見えます。
原作/作者でありますカズホ氏の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。