ボーボボの「3+3=8」は天の助への〇〇〇を意味するメッセージだった!?
ボーボボの『3+3=8』って意味わかんない
ボボボーボ・ボーボボの中でも特に異質な数式『3+3=8』
当然答えが6になるところを8と断言する謎の自信…
長年ファンを悩ませたこの問題、筆者はある結論にたどりついてしまいました。
【本記事の内容】
・ボーボボの「3+3=8」とは
・「3+3=8」の意味
今回は、ボーボボの愛した数式「3+3=8」ついて解説していきたいと思います。
「3+3=8」 とは
まず基本情報をおさらいしましょう。
【基本情報】
□登場 :第3巻 奥義25話「算数だいすき1・2・3!!」
□描写 :ボーボボ、謎の方程式を背景に「6」「7」を粉砕
□セリフ:『3+3=8だ。算数をなめるなよ』
一連のシーンの中には…
「『これが答えだ』と言いつつ7をバイクで連れてくる」
「6が必死に『スィィィックス』『6(ロク~)』を連呼する」
と一見して意味不明なやりとりが続きます。
この描写についてもう少し掘り下げてみましょう。
ボーボボの愛した数式
ボーボボが6と7を蹴散らすシーン…
実は背景に方程式が描かれていますので、文字におこしてみました。
log a(X^2+ix+3)+Σcos sinφ(5x^3+6x^2+18x+7)+3n!/(n+1)^x+
+(sinα cosβ+tanβ/α+acos^2θ)+lim(9z^2+5az+7a)+
+{∫[1,∞] (4y^2+56y+37)*∫(x^2+5x+4)}
=8
ただの適当な等式にしか見えません。
しかし、この数式にはボーボボの熱い思いが隠されていたのです。
「3+3=8」の意味
結論から申し上げますと…
『天の助、お前を(X-1・X-2工法で)ぶっ飛ばす!』
という敵である天の助へのメッセージだったのです!!
一見突拍子もないですが、解説していきます。
謎の方程式を解明せよ!
まず、前提として「3+3」の答えはもちろん「6」です。
つまり、ボーボボはあえて「8」という誤った数字を答えたことになります…!
この意味を知るためには、謎の方程式の答えを求める必要があります。
ボーボボの愛した数式、解き明かしてみせましょう。
謎の方程式は成立していない?
今一度、方程式を見てみましょう。
log a(X^2+ix+3)+Σcos sinφ(5x^3+6x^2+18x+7)+3n!/(n+1)^x+
+(sinα cosβ+tanβ/α+acos^2θ)+lim(9z^2+5az+7a)+
+{∫[1,∞] (4y^2+56y+37)*∫(x^2+5x+4)}
=8
左辺にはたくさんの関数が盛り込まれています。
[1 + 1=2]のような、いわゆる等式になっています。
しかしこの等式…実は成立していません。
Σ:総和
cos sin tan:三角関数
log:対数関数
lim:極限
∫[1,∞] :積分
などですが…具体的な計算をする為の変数が指定されていないのです。
簡単にいえば
『y=axという式はあるが、xもyもaも何が入るか分からない』
状態です。つまり、この式の変数に何が入るかを考える必要があるのです。
変数と「8」の驚愕の関係
この方程式の変数だけ書き出すと[a、X、x、y、n、φ、α、β、θ、z]
となるのですが、驚くべきことに
話の主役である「8」と変数の数がピッタリ一致してしまうのです!
これは偶然ではないでしょう…
つまりこれは『0~8の数字を順に変数に入れて計算しろ』という作者澤井氏からのメッセージだったのです!
謎の方程式を計算すると…
では早速計算してみましょう。
変数の出現順に数字を入れるとこのようになります。
「a=0、X=x=1、y=2、n=3、φ=4、α=5、β=6、θ=7、z=8」
これで左辺を各項ごとに計算してみます。
□log a(X^2+ix+3)
⇒log 0(1^2+i*1+3) = log 0(4) = undefined (不定)
□Σcos sinφ(5x^3+6x^2+18x+7)
⇒cos sin(4)(5(1)^3+6(1)^2+18(1)+7) = cos sin(4)(36)
=cos(sin(4)*36)
□3n!/(n+1)^x
⇒3(3)!/(3+1)^1 = 3(6)/(4) = 9
□(sinα cosβ+tanβ/α+acos^2θ)
⇒sin(5)cos(6)+tan(6)/5+acos^2(7) = sin(5)cos(6)+tan(6)/5+acos^2(7)
□lim(9z^2+5az+7a)
⇒lim(9(8)^2+5(0)(8)+7(0)) = lim(576+0+0) = lim(576) = 576
□{∫[1,∞] (4y^2+56y+37) * ∫(x^2+5x+4)}
⇒∫[1,∞] (4(2)^2+56(2)+37) * ∫(1^2+5(1)+4)
= ∫[1,∞] (16+112+37) * ∫(1+5+4) = ∫[1,∞] (165) * ∫(10)
= ∞ * 10 = ∞
ここまで、各項の計算です。これをまとめると…
□undefined + cos(sin(4)*36) + 9 + sin(5)cos(6)+tan(6)/5+acos^2(7) + 576 + ∞ = undefined
最終結果は「undefined(不定)」となり有力な結果は得られませんでした…
アプローチをかえてみましょう。
条件を整理する
思い出してみましょう。
この奥義25話は「6と7がボコられて、結果8になる」というお話でした。そして、変数の中に「X」「x」と1組だけ大文字小文字で区別されているものがあるのです。
これを考慮すると…
『6と7を代入するところに8を代入しろ。答えのカギはX,xだ』
という前提条件のメッセージだと仮定できます。
条件の通りに演算をやり直してみます。
解き明かされた方程式
条件はこの2つ
・「a=0、X=x=1、y=2、n=3、φ=4、α=5、β=8、θ=8、z=8」
・「等式が成立する時、X,xにはどのような数値が入るか」
まずは[X=1,x=1]での計算結果を見てみましょう。(経過省略)
□log a(X^2+ix+3) = undefined (不定)
□Σcos sinφ(5x^3+6x^2+18x+7) = cos(sin(4)*36)
□3n!/(n+1)^x = 3(6)/(4) = 9
□sinα cosβ+tanβ/α+acos^2θ=sin(5)cos(8)+tan(8)/5+acos^2(8)
□lim(9z^2+5az+7a) = 576
□{∫[1,∞] (4y^2+56y+37) * ∫(x^2+5x+4)} = ∞ * 10 = ∞
↓
■undefined + cos(sin(4)*36) + 9 + sin(5)cos(8)+tan(8)/5+acos^2(8) + 576 + ∞ = 8(未成立)
上記のように[X=1,x=1]では成立しませんでしたが…
□[X=1,x=2]での計算結果⇒■[四捨五入したらほぼ『9』]
□[X=2,x=1]での計算結果⇒■[四捨五入したら『8』]
と「x=1」「X=2」であれば[=8]は正しいという結果を得ました。
では「x=1」「X=2」とは何を表すのでしょうか…?
答えは以外のところにあったのです。
「x-1」「X-2」は天の助への宣戦布告
「xは1」「Xは2」
これは国土交通省が定めた公共建築工事標準仕様書にも掲載されている、
施工方法「X-1 X-2工法」のことを指していると考えられます。
施工、いわゆる建築現場に使わる専門用語です。
簡単にいうと以下のようなモノを対象にする際の施工方法です。
X-1:湿気を多く含むモノ
X-2:振動・動きがあるモノ
思い出していただきたい。
この時点、毛刈り隊Aブロックにカチコミをかけている真っ最中です。
そして、人質の「トモヒロ」奪還のための最大の敵…そう!
「3+3=8」は湿気を多く含み、プルプル振動している
ところ天の助への宣戦布告だったのです!!!!
敵である「6」が出現したことを逆に利用して天の助を必ず倒すという強い意思表示を行ったのです!その証拠に、このシーンの直後に
■『算数(X-1 X-2工法)をなめるなよ』というボーボボのセリフ
■「天の助が熱湯で煮られてダメージを受けるシーン」の挿入
とボーボボは天の助へのダイレクトな敵意を表しています。
「7」をバイクで連れてきたこと、「6」「7」「8」を使って首領パッチを追い詰めた敵への対策、シームレスかつ繊細なメッセージには作者の非凡な構成が伺えます。
まとめ
「3+3=8」について、いかがだったでしょうか。
まさか、難しい方程式にここまでの意味が込められているとは…
無敵要塞ザイガス、亀ラップに次ぐメッセージ性であるといえます。
【ボーボボ】無敵要塞ザイガスは平和と〇〇のシンボルだった!?【ザイガス 元ネタ】
原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
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