製販分離で本当に生産性が上がる?セブンセンスグループの内部を完全公開【事務所見学会レポート】
先月下旬、セブンセンスグループ様の静岡オフィスにて、全国の会計事務所の方をお招きした事務所見学会を開催しました。
オフライン、かつ、少人数の良さを最大限に活かし、相互のコミュニケーションが活発なイベントとなりました!
満足度も高かった本イベントですが、2023年11月2日(木)に再度開催することとなりましたので、こちらの記事では、イベントの内容をご紹介します!
セブンセンスグループ様のご紹介
セブンセンスグループ様(旧アイクスグループ)は、2007年頃、当時業界でも当たり前の考え方ではなかった「製販分離」を行うことによって、生産性や属人化などの会計事務所経営の問題を解決しただけでなく、増客や事業の多角化も実現させました。
また、同時期に所内のシステム化にも取り組まれ、現在では全国の拠点において、ペーパーストックレスのオペレーションを実現させています。
こういった実績から、現在は全国の会計事務所のDX化や製販分離のご支援もされており、業界へ影響力のある事務所様です。
セブンセンス様では、製造部門のオペレーションに、当社の「STREAMED」を組み込んでいただいているなど、当社も昔からお世話になっており、今回の事務所見学会を共同開催する運びとなりました。
コンテンツのご紹介
当日は、以下のアジェンダで進みました。
ちなみに、ご参加者に一つでも多くのことを持ち帰っていただこうと思って作成した資料は、なんと90ページにもなってしまいました(笑)
開催にあたってのこだわり
今回、セブンセンスグループ様には無理を言って、NGがないというくらい、あらゆる情報を開示していただきました(笑)
具体的なオペレーションはもちろんですが、実際に所内で使っているツールの実際の画面や、所内の業務分析画面も公開していただきました。
また、業務中でしたが、設備や配置の意図を解説していただきながら、各フロアの様子、及び、書類保管方法などを実際に見て回りました。
ご参加いただいた方のご感想
当日のご参加者からは、「製販分離」の考え方や具体的なオペレーションが勉強になったというお声も多かったですが、特に満足度が高かったのは、質疑応答の時間でした。
もともと1時間程度を想定していましたが、終了時間を30分延長しても終わらないくらい、たくさんの質問が出て盛り上がりました!
また、見学会後に開催した懇親会でも、参加者同士が会計事務所の組織や経営の話で盛り上がるなど、少人数・オフラインだからこそ実現できた、全員参加型のイベントになりました。
製販分離を考え直す
会計事務所の生産性向上や組織化を目指すにあたって、「製販分離」はキーポイントです。
2007年頃から「製販分離」体制を確立されたというセブンセンスグループ様ですが、最初から100%うまく進んだわけではなく、今日までにあらゆる試行錯誤があったことが伺えます。
しかもその内容も、他の事務所が真似できないようなオペレーションではなく、むしろ良い意味で折り合いをつけながら、多くの会計事務所が実現できると思えるような成功事例だと思います。
「製販分離で本当に生産性が向上するのか」と半信半疑の方も少なくないかと思いますが、今回のセブンセンス様の事例を通じ、「製販分離」の考え方をもっと広く捉え直すことで、事務所に合わせた「製販分離」を考えるきっかけになると思いました。
次回開催のご案内
大好評に終わった本イベントですが、2023年11月2日(木)に再開催を予定しております。セブンセンスグループ様の内部を惜しみなく公開していただける貴重な機会になるかと思います。
ご興味がおありのお客様は、株式会社マネーフォワード/クラビスの担当へお問い合わせいただくか、BizBASEポータルをご確認ください。