時々コンニチハと顔を出す感情
思春期のころコンプレックスの塊で
流行や恋を最大限楽しんでいるように見えるキラキラした女子たちを傍目に
「はいはい、可愛い子は何しても可愛いわい」とか「彼氏の愚痴とか言うてみたいわ」と僻んでおりました。
おまけにコミュニケーションも上手で何人も友達がいてとか何物与えりゃ気が済むんだ。ヘイ天!二物ヘイ!こっちに回して!(Twitterで見かけて気に入った言い回し)
こちとら肌が醤油味の唐揚げみたいな色まで日焼けするくらい水泳しかしておらず
恵まれた体系(?)と鋭い目つきのおかげで「女にしとくのもったいない」「俺はお前に暗闇で凄まれたら有り金全部出す」など数々言われ
めっちゃ僻んでました。
「どうせ私はああはなれないんだ」
「積んでるエンジンが違う」
(ホントは可愛いって言われたいしキャッキャしたいし、ルーズソックスと丈の短いスカートだって履いてみたい。でもそんなこと認めたら死ぬ)
そんな彼女に話しかけられようもんなら
「アッはい、…ぅえへへへへ…」みたいな挙動不審全開の行動をしていました。
「あっしに話しかけていただけるなんてもったいねえです、なんか話してえけどなんも言えねえっす、だって眩しいんですもん」
彼女たちが水仙なら
私はニラ
(ニラ美味しいじゃん!!)
数年前、彼女たちのSNSを見かけて、美容関係やアート関係のお仕事をしてるんだと知ったとき
またまた劣等感と嫉妬心が湧き上がりました。
憧れと、僻みと。
そうなりたい自分もいたのに、出来なかった。認められなかった。
あの頃と一緒。
私は何も変わっていない。
(きっとそんなことはない)
すごいな。
私は何も出来てないな。
(きっと出来始めてる)
今日、久しぶりにこれらの感情が出てきた。
まだ残ってたんだなー。
よっしゃ、出てきてくれてありがとう。