忘れた何かの呪い
熱は冷めてた。
雨は遠くなっていないことを今は忘れて
明日を待つ。瞬きもせず。
知られぬ間に君は変わった。
忘れた何かの声が呪いがか細い声で
高らかに先を示す。確かに叶えられている。
行き先を忘れたその歌で大切な日々は終わった。
春を待つ、日溜まりを待つ。知られぬ間に僕らは変わる。
終わる季節の浅薄。過ぎればそれだけの事。
浮かされた熱のせいにして笑う。
忘れた何かの声が、呪いがか細い声で
ありふれた事と笑う。嘲笑う。その事が許せない。
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