盆に帰省すると普段よりメシのレベルが下がる訳、そして「焼肉の食べ放題」という指標
いや・・・もう地元の夜が涼しすぎてもう夏が終わろうとしているのを感じます。去年は地元が東京よりぶっちぎりで暑かったと思いますが、今年はそんな事はなく東京も田舎も大して暑くない感じで終わろうとしています。
・・・なんて言っても暑さの違いなんかわからない一般の人からみたら、何も考えず今年の東京も歴史上過去最高に暑いとかアホな事言ってそうですが。いやここ数年全く変わらんし。
まぁ暑さに関してはどうでもいいとして、自分は夏の盆だけは普通の人並みに休んで実家に帰るんですが、実家に帰ると地元の有名な店とか、子供の頃から行ってる美味い店とかあるから行こうと思うじゃないですか?
逆なんですよね実際は
何故かって考えれば分かる話なんですが、美味い店は他県から帰省してる人が居過ぎて全く入れないからなんですよね。
・・・なので昼飯と晩飯はよほど前もって予約して行かない限りは無理なんですよね。こっちも家族全員とかなら前から予約出来るんですが一人かご学友とかになるとバッチリ予約ってのが難しいんですよ。
だからどこもなくて仕方なく東京でも見るチェーン店になったり、コンビニはさすがに無いと踏んで晩飯取らずに我慢したりしてます自分は・・・なんで実家まで来て絶食しないといけないのか。
それに関する事になりますが、
今日は地元で有名な、鶴岡市の人間では誰一人知らない人はいないであろう「千山角」という焼肉屋があるんですが、普段はこの店、いつもは人が常に居すぎて全く入るスキがない店なんですが、今回ワンチャン夜20時過ぎなら家族連れも居なくなっていけるだろうと思い、行ったらどっこい予約も4組くらいで待ち時間10分くらいでは入れたんですが
この一枚目の「千山盛」と「牛ホルモン」と、写真は載せませんがこれに冷麺も頼んで4600円くらいいってしまって、さすがにこれ以上に行くと5000円超えてしまうのでそっと箸を置きましたが、牛肉の値上がりもありますが今のこの値段で家族全員で食ったら多分
4〜5万は平気で飛びますよね
まぁそんな家族でいくなら父親だけでなく祖父や祖母が払ってくれたりするんでしょうが、自分は最近こういう
● 地元に必ず一店舗はある美味い肉を使っているが値段はその分高い店
・・・みたいなところは、更に高いと思うようになり昔より手が出辛くなってきているんですよ。
その理由は確かに先程書いた牛肉自体の値上がりもありますが、一番の原因は
【焼肉の食べ放題】という存在
・・・がやはり肉を食べる事に対して指標になって価値観が決まっているんだと思うんですよね。
ステーキを食べる時でもしゃぶしゃぶを食べる時でも、この「食べ放題」という近年で定着してきた焼肉のシステムによって、あらゆる肉を食べる時の指標になってしまっている。
これは当然といえば当然なんですが、余程いい肉でもない限り、上で書いた「千山角」クラスじゃない限り、今の人は半端な肉を使っている店に行くなら焼肉の食べ放題の店にいくようになってしまう・・・実際自分もそれは感じている、だからこうして筆を握っているわけなんですが。
ちなみに、自分が岩手で初めて行ったチェーン店「冷麺と焼肉やまなか屋」ってところも地元にありますが
ランチセットとして、カルビ6枚と冷麺の麺大盛で1600円とか取られて
「いや、それってランチの値段じゃなくね?」
・・・と思ったんですが、この店は冷麺を食べにいくところだから仕方ないのかもしれないかなと。いや値段は普通か?いや・・・( ・ิω・ิ)
しかしここの盛岡冷麺はそこらの冷麺では太刀打ち出来ないほど美味いんですよ。下手するとさっき挙げた「千山角」より冷麺だけをとったら美味いと思う。
そうなんですよね・・・牛肉の値上がりも理由として無くはないんですが、自分がこういう高級な焼肉屋に手が出辛くなった原因が焼肉の食べ放題という店のシステムが指標になってしまっていて起因してるのかもしれない・・・皆さんはどう思います?
● 2024年8月15日 長尾 亮