京都地獄変 第2章 京都プリズン・ブレイク編
さて、作者の疲労により一旦話が空いてしまいましたが、続きを書きましょうか。
京都旅行を貧しい身分でありながら、休んで収入が減る事に異常な恐れを抱いている自分が「とある事」を思いつきました・・・それは
京都って全て回るだけなら泊まらず日帰りで行けるんじゃないか疑惑
・・・確かに、一般の方々でも新幹線なんかで京都へ日帰りってのは大した事じゃない。一般の人の京都を観光に行くなんてのは早くて朝の8時くらいに新幹線で東京から乗って二時間弱で着いてゆっくり10時から夕方まで巡って夕方から夜辺りの新幹線に乗って東京に戻って次の日はゆっくり休む〜なんて程度のものなんでしょうが
甘い、甘すぎる、舐めてんのかと
そんな悠々自適なゆっくり、しかも新幹線なんて金の掛かるものに乗るのが許されるとでも?コロナで安くて片道1万は掛かってしまう、だがバスなら二千円です。それに対して自分の日帰りプランを聞きますか?まず
夕方仕事終わったら一旦家に帰ります・・・もうここから既に怪しい。そのあと風呂に入って荷造りしたのちそのままバスに乗ります。そして前回書いたように朝の4時に着きます・・・当然店も鉄道もまだ走ってません、そこから物語は始まります。そのまま朝の4時からその日の20時まで京都の名所を片っ端からバスと歩いて極限まで歩き回ります。中には山の奥のほうまで行くときもありますが、奈良まで行かなければ余裕に回れます。
山奥のほうではこの「貴船神社」が一番山奥にあった記憶。昔初めて京都に来たときに制覇しましたが、写真でよく見る観光地ってのは色々修整してて、実際行ってみるとガッカリするってパターンが多いんですが、貴船神社はこの通りで感動しました。
そのまま安定の嵐山や哲学の道など安定どころを荒らし・・いや制覇して、20時になって夜の安定な清水寺のライトアップも堪能して、その日の23時の深夜バスまで時間があります。そこから鉄道好きな私は京都駅で列車堪能という儀式があります。
京都は東京で引退したマニアックな列車や車両の宝庫なんですよね・・何時間居ても全然飽きません。秋に行った時に3時間くらいバスの時間まで居ましたからね。だが秋と違って今回は春・・・京都駅はいつでも見れるから夜の桜を堪能する事に全力を注ごう。
鉄道博物館とか行きたいけど、あれも今のコロナのご時世予約制だろうし、指定席の嵯峨野トロッコ列車だって自分のようないつ休みになるか全く分からない人間には経済的以前に環境的に乗れない自分から見たら手が届かない・・・( ・ิω・ิ)
そして帰りのバスに乗って次の日ゆっくり休んで終了・・・
と思ったでしょ?甘いですここからです
それから一回家に帰って仕事の準備して仕事に行きます
・・・以上、これが自分の京都日帰り旅・・・しいて言うなら貧しさの余り京都観光ですら休みにならず地獄の古都となり果てる・・・まさに
「京都地獄変」
・・・はいタイトルの伏線回収ありがとうございます〜( ・ิω・ิ)
もはや刑務作業かと筋トレ?何か罰を償う為に京都という古都に自分を戒めに来ているのかと。囚人の刑務作業か?いいえ観光に来ています。むしろ囚人のほうがまともな生活してんだろうと。このタイトルの「京都プリズン・ブレイク」って意味は京都を監獄と揶揄してその日帰りの苦行を刑務作業として付けた訳ですよ。ハイ、サブタイトルの伏線回収完了・・・と( ・ิω・ิ)
いやしかし書いてみて、異常とも言える休んで収入が減る事への嫌悪感からここまで人間は心が貧しくなるものなのかと。昔メダイと春の京都とかに行った時は一泊はしていきましたが、一人なら誰に気を使う事なく回れます。石ちゃんとメダイと行った草津やTEL安と行った箱根は日帰りは無理でしたが・・・一人という枷を外した獣を止める術があるとでも?
世の中の金が無いとかっていう輩なんぞ所詮は遊ぶ金が無い大学生に等しい。アスリートなどスポーツ選手とかストイックとか言っても奴らはスポーツ以外何もやってませんからね?人生がストイックな訳じゃ無い。自分のような生き方こそがストイックたれと。
さて、今回の春は引っ越しの繁忙期と京都の桜の満遍なく咲いている満開率のバランスから4月の初旬になるのか・・・いや4月の初旬なら引っ越しの繁忙期はそれが来る前に終わって欲しいが、毎日京都の桜開花予測と派遣会社のサイトを毎回チェックする3月になりそう。下手すると引っ越し繁忙期と京都が被って行くこと自体が出来ない可能性だってある。ここ数年実は京都に行けてないのはそのせいなんですよね多分。
もう桜はそこまで来ているというのに・・・俺は一年中貧しいまま・・・
● 2021年2月27日 土曜日 長尾 亮
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