
アニメ【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】のモビルスーツデザインが、なぜ他のガンダムが未だ絶対に超えられない至高の域にいるのか?
前に少しガンダムのネタで記事を書いたこともあり、更にあの庵野秀明が出てきたエンジンパワーで書けるだけ書かせていただこうと思うので、諸君ら読者の方々にはしばしお付き合い頂きたい( ・ิω・ิ)
さて・・・ガンダム作品は数あれど、業界人から極めて評価が高いと昔から言われている作品
【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】(通称:逆シャア)
・・・というものがあります。
自分もガンダム作品の中では上位にくるほどの作品で、作り手や関係者に評価が高いのは当然だなと思うのですが、自分が昔から思っていたのが
● モビルスーツデザイン(以下:MS)が現時点のガンダム【2025年2月23日】の中でも次元が違うレベルである
・・・ということ。
主人公のアムロ(通称:天パ)の乗るνガンダムも

この黒系に白といった、今までのトリコロールカラーのガンダムの配色とは一線を画す配色、それに背負っている兵装【フィン・ファンネル】を片方のみの装備しているアシンメトリーな形状、
それと天パのライバル、【シャア】の乗る機体サザビーのデザインも

様々な造形がつま先から頭の形状、武装まで高水準で完成された美しい機体であると。
他に「ギラ・ドーガ」や「ヤクト・ドーガ」、「リ・ガズィ」などのデザインの素晴らしさを語りたいのは山々なのですが、これ以上画像を貼ると文章が鬱陶しくなるので割愛させていただきたい。
ならはこの「逆シャア」のモビルスーツデザインは誰がやっているのかといえばアニメ業界ではイラストレーターや機体デザインで有名な
● 出渕裕(いづぶち ゆたか)
・・・が担当している。
確かにこの人のデザインはメカアニメでは昔から色々見てはきましたが、自分はこの人のデザインに
プラスのエッセンスが加わり逆シャアのモビルスーツデザインを完成させている
・・・と思うんですよ。
今まで出渕さんのデザインっていうのはメカアニメでいくらでも見てきたのですが、自分が今回プラスだと思ったのは
「逆シャアのモビルスーツの【ビームサーベル】の形状が革新的すぎて、ただの出渕氏のデザインに違和感を感じていた」
・・・のである。
「ビームサーベル」というのはMSの近接格闘用の武器であり、ガンダムを知らない方々でもすぐに理解していただけると思います。
今までのガンダム・・初代ガンダムから今のガンダムに至って大概の形状は

この棒からただビームが出ているだけの全くデザイン性の無い、いわば「手抜き」のデザインが殆どだったのに対し、この逆シャアに関してはビームサーベルまで徹底的にデザインが行き渡っている。
ちなみにνガンダムのビームサーベルは

全てプラモデルの画像で申し訳ないのですが、このように最初は折りたたまれて棒状なのが使用時には展開して柄が出現し、更には後ろの部分(刀で言う部分の頭(かしら))からも小規模のビームが放出して防御面や奇襲に使えるなど、機能性もデザイン性に関しても全く抜かりがない。シャアの乗るサザビーのサーベルも同様のデザインセンス炸裂で、

ビーム・アックスの中央から別にビームも放出出来て含めて大剣のようなシルエットになるなど、全く抜かりがない。
ちなみに「リ・ガズィ」というモビルスーツのビームサーベルも好きで・・・と、ビームサーベルの形状も機体の美しさも好きなのですが、サーベルだけのいい画像がないのが残念。しかしその代わりと言ってはナンですが

このリ・ガズィの美しい画像を貼らせていただきますよ・・もう即乗りたい( ・ิω・ิ)
さて、最初に話を戻させていただきますが、ここで考えると
確かにモビルスーツデザインは出渕氏なのは納得がいくんですよ。
しかし何か引っかかるんですよね・・・冒頭でも言いましたが武器にまでこの徹底したデザインの要素は「別に誰かが絡んでいるのではないか?」・・・と。
そこで調べているうちにモビルスーツデザインの他に武器自体のデザインに関係している
【メカニックデザイン】
・・・と呼ぶモビルスーツ以外のメカのデザインをしている役職がある事に気がつく。そして調べた先に待っていたのは誰もが知る「あの男」だったのである・・・次回
「待っていたあの男」
・・・お楽しみに( ・ิω・ิ)
● 2025年2月23日 長尾 亮