#私の履歴書 My Profile Story ④
自己紹介を兼ねて私のプロフィールストーリーをまとめました。
※とてつもなく長くなったので4つに分けます。
①HSPとしての多感な幼少期
②優等生?中高大学時代とはじめての挫折
③仕事と人生の転機となった暗黒期
④結婚&出産!記憶ない怒濤の5年間←ココ
👉癒しと復活への道~25歳自分探しの迷宮~
しばらくとことん落ち込みふさぎ込んでいた私ですが、再び一歩を踏み出します。
それまで「こんな目にあってしまったのはまわりのせい」だと自分の外にばかり目がいっていました。
でもいくら人のせいにしても全く事態は良くならない。
そこで私は自分自身ととことん向き合ってみることにしました。
自分はどうしたいのか?
どういう人生を送りたいのか?
何をして、何を食べ、どんな家に住み、誰と過ごしていきたいのか?
自分が欲するものを、すべてやってみよう。
失うものは何もないんだから!!!
そこからは、気の向くまま様々なことに挑戦しました。
仕事に没頭する。
新しいコミュニティに属して仲間を増やす。
運動をルーティンにする。
料理の腕を磨く。
花や自然に触れる。
お墓参りに行く。
本をたくさん読む。
パーソナルカラー診断を受ける。
カラーセラピーの資格を取る。
ひとり旅に出る。
デートをする。
占いの研究をする。
写真の整理をする。
おいしいものを食べる。
パワースポット巡りをする。
親孝行する。
ペットと遊ぶ。
ホームパーティを主催する。
断捨離をする。
ここにあげたのは一例ですが、とことん自分の好きなこと・やってみたいことをやりつくしていったのでした。
特にこの期間の出会いは後に振り返ってみても同性異性問わず、運命の出会いばかり。
人に会って自分を奮い立たせていました。
具体的に行動することで前向きになり、自信を取り戻していったのでした。
👉仕事の転機と将来について真剣に考えた末の婚活
気の向くままとことん自分の好きを追求していた私。
仕事でも転機を迎えていました。
それまで一般職として採用されたものの総合職男性より働いていた私(自分で言う←)に上司から総合職転換の打診が来ました。
「君は、僕がみてきた中でも群を抜いて優秀でガッツがある。
きっと会社を率いるリーダーとして活躍できると太鼓判を押すよ。
総合職になっても臆することなく今まで通りやればいい。」
異例の抜擢に周りがびっくり。
「仕事内容は完全総合職だったからね…」
という本音はさておき、これまでの私の仕事ぶりが認められたことがとても嬉しかったです。
入社時からスパルタ上司のもと「こういうもんなんだ。働くって大変だけど面白いな~」と思っていたので打診を受けた時は気が抜けました。
失恋や家族のごたごたの時も、仕事だけは休まなかった。
お給料をもらっている以上、プロ意識をもって仕事をしてきた。
むしろ、仕事に打ち込むことで辛いことを忘れられて職場は私にとっては唯一の居場所でした。
こうして、一般職から総合職になりそれまで以上に仕事に燃えた私でした。
余談ですが、育休中の今、夜眠れなくなるほど仕事のことを思っては悶々とすることがあります。
あのプロジェクトはどうなったかな?
今期の売り上げどうかな?
上層部の異動の噂を耳にして一喜一憂。
自分にとっては仕事の比重が大きいことにあらためて気づいています。
一方、20代後半になり結婚ラッシュがはじまる頃でもありました。
自分と向き合い、理想の将来像には夫と2人の子供がいるビジョンを描いていた私は、30才までに第一子!と目標を決めました。
産婦人科医の友人に不妊治療のリアルや高齢出産のリアルを聞いたことがきっかけです。
そう決めた私は、すぐに婚活をはじめました。
長年付き合っていた彼と別れてから、デートする相手はいましたが真剣なお付き合いには発展せず、どうしたもんかと悩んでいました。
婚活市場において、ライバルは酸いも甘いもかみ分けたアラサー女性。
はたまた、最近では20代前半のピチピチした若い女性たちが虎視眈々といい男を狙っている!!
30歳まで、タイムリミットは迫ってきているし、ぐずぐずしている暇はない!
短期集中で夫を探そう。そこで仕事で培った計画達成スキル。お得意の計画立案です。
28歳で結婚。
29歳で出産。
そう、決めちゃったんです。
計画遂行のために、やれることはすべてやろう。
ゴールが決まればあとは行動するだけ。
逆算で日々を送ると無駄がない。
私の壮大な人生計画は幕を開けたのです。
強い決心から、本格的に婚活をスタートさせた私。
もうすぐ27歳になる夏のことでした。
週末にはランチ1人、お茶1人、ディナー1人と1日に3人とデートなんてのもこなしつつ、のべ100人くらいの男性と出会いまくっていました。
紹介、合コン、お見合い、ネット婚活、社会人サークル、ホームパーティ。とりあえずなんでもやってみました。
トライしなかったのは、街コンくらいかな?
それぞれの男性がどんな人で、いつ、どこでデートしたか、何を話したか忘れてしまうのでエクセルで表をつくり管理していましたw
途中で、疲れてしまうこともあったけれど、婚活市場で女性に求められるのは、【若さ】がやっぱり大きいとわかっていたので、人生で一番若いのは今!!
どんどん年をとってしまう!立ち止まるわけにはいかない!行動を続けていれば必ず結果がついてくる!と信じ、前向きに取り組んでいました。
婚活のノウハウはここでは割愛しますが、それはそれは戦略的にやったものです。
とにかく素をみせて、ダメな自分をさらけ出すありのままで戦略が良かったです。
なんせ、男と女は能力差なんて、もう今の時代ほとんどない。
むしろ新卒時には女性の方が優秀なんじゃないかとさえ思っている総合職バリバリのキツイ女な私。
そして家事育児を一人で担うのは無理!だとわかっていました。
男友達(←ここがミソ。アドバイスは男にもらうべし。絶対に未婚の女性にアドバイスを求めてはいけません)に
「人としての魅力はあるけど、壁がある!プライド高そうって男はひくわ。隙をみせたり、甘えたら絶対ほとんどの男性は落ちる!愛嬌って大事だよ!」と何度言われたことか…(笑)
ズバッと指摘してくれる幸せな結婚をした女友達。
または、男心はやっぱり男にアドバイスをもらいながら婚活すると早いです。
👉夫との出会い~結婚詐欺?!と思うほどのいい男がまだ残ってた~
婚活を本格的に始めて約半年。
運命の夫との初デートの日がやってきます。
きっかけはFacebookの某マッチングアプリ。
(未来の)夫の方からいいね!が来て、ご飯に行くことになりました。
仕事帰りに待ち合わせしたその男性は、それまで私が出会った人とは異質の空気を放っていました。
爽やかな笑顔で、ひとなつっこい。
これが第一印象。
話も面白いし、スマートな立ち振る舞い。
居心地もいい。
すぐに打ち解けて、次のデートの約束もすんなり決まる。
この人モテそう~~!
私の経験では、婚活市場に出ている男性って、モテなさそうな人の割合が高いんですよね(失礼)
モテる人はすでに結婚しているか、結婚願望がないか、そもそも婚活市場にはいなかったりする。
夫は断然モテそうで、女性に困ってなさそう。私は本気で「これって結婚詐欺かも?!?!?」と疑いました。
しかし彼は本気でした。
話せば話すほど素敵で、こんないい人がまだ残ってたの?と心底怖くなるほど。
2回目のデートで結婚を前提にお付き合いスタート。
夫曰く、外見がぽちゃっとしてて癒された&元気な赤ちゃん産めそう。
共通の楽しみがある。(おいしいもの、旅行、温泉、カラオケ、スポーツ)
ちゃんと仕事していて理解力・包容力がある。でもどこか抜けてて可愛いところもある。めちゃ笑う。笑いの沸点が低い。素直。苦労もしてきていて人生を共にしてもやっていけそう。ごはんをおいしそうに食べる。
などが決め手となったそうですよw
そこからは週3のペースでデートを重ねていきました。
2014年1月初旬に未来の夫と運命の出会いを果たし、順調にお付き合いがスタートしました。
とんとん拍子に話は進み、2月には結婚の意思を伝えるため、親に挨拶までしてくれました。
最初こそ、結婚詐欺?!と疑ってかかっていましたが、彼の本気度と誠実さ、引っ張っていってくれる行動力にどんどん惹かれていきました。
何より、「この人の子供が産みたい!!!」と生物レベルで感じたことが大きかった。
👉結婚、出産、そこからのライフワーク
出会って半年の7月に正式なプロポーズを受け、年末に一緒に暮らし始め、出会って1年後の2015年1月に入籍しました。
人生最大の暗黒期から復活後のこのスピード感!
本人もびっくりですが、周りはもっと驚いていました。
「よかったよかったね~、辛い時期もあったけどよかったね~」と一緒に泣いてくれた友人も…そして、とても喜んで祝福してくれました。
結婚相手の出会い方、出会ってすぐに結婚を決意できた訳、どうやって彼に決意させたか(プロポーズに持ち込む方法)
よく聞かれるので、直接お会いする人には伝授しているんですが、簡単にいうと、私は仕事のノウハウを総動員。
傾向と対策を練る。
自分の魅せ方(ブランディング)をとことん研究。
戦略的に行動量を増やす。
なにより自分の心ととことん向き合う。
付き合ってからも相手ととことん向き合う。
結婚という目標を達成して、本当に望むものはやり方次第で手に入ると自信を持って言えます。
この超濃縮婚活、結婚体験が求められて婚活コンサルをやりました。
その結果、成婚者11人。結婚前提の彼氏ができた人5人。本当は結婚したくなかったと気づいた人3人。という結果がでました(すごい)
コンサルはライフワークになっています。
式と披露パーティーが無事に終わり、翌月には妊娠発覚。
もともとすぐにでも子どもが欲しかったので、大喜びしたのは言うまでもありません。
産休までバリバリ働き、2016年2月、元気いっぱいな男の子を出産しました。
1年ちょいの育休を経て会社復帰。
時短勤務ながら昇進して、子育てと仕事の両立を確立させてから二人目妊娠、2019年10月に女の子出産。
2020年春現在、二人目育休を満喫しています。
結婚から出産までは、正直ものすごいスピードで過ぎていきついていけない自分もいます。
ぶっちゃけあまり記憶がない。
結婚してから
・デートの終わりにバイバイしなくてもよくなったこと。
・朝起きたらとなりに大好きな人がいて、寝るときは毎日抱きしめてくれること。
・たわいない話が、永遠とできること。
・世界で一番の心強い味方ができたこと。 etc.
出産して、
・子どもたちが無条件に愛おしく、涙がでること。
・子どもの可愛さについて、夫といつまでも語っていられること。
・自分の体力のなさを実感して、支えてくれる全てに感謝したこと。
・4人家族になって、家族を担っていく素晴らしさに目覚めたこと。etc.
数え切れないほどの幸せを感じる毎日。
あの暗黒期からは想像もできません。
【素敵な夫と2人の子どもたちと生きていく】
私の計画は、見事に期待以上の出来で達成されたのでした。
行動を止めないことで、自分の理想通りの今を手に入れた私。
試練を乗り越えながら、今を掴んだ。
特別に才能があるわけでも、(できる同級生と自分を比べていた)
特別に容姿が良いわけでも、(ぽちゃ、ときどきデブな自分が嫌だった)
特別にお金持ちなわけでも、(世の中には信じられないくらいお金持ちがいる。)ないのだけれど、自分を信じて行動し続けてこうして望んだ未来を実現できている。
なにより、せっかく恵まれた環境に生まれ、教育に税金も家計からも投資してもらった。
今後は社会やまわりの期待してくれる人たちに自分なりの貢献したいという気持ちが大きい。
その貢献とは、次世代を産み育て自立させて、働いて労働力も担いお金をまわし、なにより自分自身が幸せな人生を送ること。
綺麗事じゃなくて、本気でそう思っています。
現在、夫婦で発信活動や共働き家族向けセミナー・イベントの企画、子どもたちをたくさんの素敵な大人で育てようプロジェクト、サークル運営など様々な活動をしています。
人生は一度きり。
きっと今後もいろんな試練があると思う。
胸を張って自分自身を生きるために、これからも行動は続いていきます。
今すぐできる小さなステップとして、
・夫と子どもたちの笑顔を守ること。
・自分が笑顔でいること。
・愛と豊かさにめいっぱい満たされること。
・人の役に立つこと。
・まだ見ぬ世界を知ること。
ひとつずつ叶えていこうと思います。
共に生き支えてくれたすべての人へ感謝して、いったん自分史は終わります。
そして読んでくださる人に何かしら感じてもらえたらとてもうれしいです。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!!!
こんな世の中だからこそ、次の展開、どんなわくわくが待っているか。
まずは自分を満たしましょう。
自分が満たされていないと周りを幸せにするなんてできないのだから。
おしまい