あらためてジェンダーを考えた3月
ラジオ英会話3月15日の論点を積み重ねる使い勝手の良いフレーズで出てきた例文。
「男女同権の問題は女性だけでなく、男性にも関係しています。」
この当たり前のことを性別問わず、理解して行動している人がこの国にいったいどれだけいるのだろう。
3/8国際女性デー
3月8日は国際女性デーでした。
20世紀初頭に北米や欧州で行われた労働運動から始まったと言われる国際女性デー。
ミモザがきれい…で終わらせないために、あらためて学びなおす3月でした。
課題は山積み
●ジェンダーバイアスや働き方
ジェンダーに偏りのある業界(スタートアップ、外科医、弁護士etc)では、男性を中心とする労働環境や働き方が根強く残る。
女性がキャリアを築きにくい環境であったり、ジェンダーバイアス(性差に対する偏見)にさらされたりするケースが少なくない。
●男性中心の企業風土やネットワーク
男性中心の組織が作り上げてきた独特の仕事の進め方や人間関係、評価制度などが、女性の活躍やモチベーション向上を阻むとして、見直す機運が高まる。閉鎖的人脈や女性管理職の壁は目下、私自身もぶち当たっている。
●アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)
女性だから家事や育児は当たり前、女性はリーダーや理系の職業に向かない……。知らずと偏った見方をしてしまうアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)。女性自身にも自らの活躍を阻む「思い込み」があることにまずは気づくところから。自分で自分を縛ってる、と気づく場面はまだまだある。
無知な自分を知る
今年に入ってから、たくさんのコンテンツに触れて考えさせられる機会が多い。
●100分deフェミニズム NHK
●大奥 NHKドラマ10
●ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法 アルテイシア
いずれも、泣きながら観た・読んだ。
今までうまく言語化できなかったが、確かに私の中にあった生きづらさや怒り、悲しみ。
「過去の選択の結果が現在の自分」と信じていた自分を恥ずかしく思う。
娘を育てながら考えること
ここ最近の世間の動向は、失望を通り越して、唖然としてしまうことが多い。
そんなときは、粛々と自分に集中!と言い聞かせて生きている。
令和元年生まれの娘にとって、素晴らしい未来とまでは言わない、笑顔が多い人生を歩めるように、私にできることをしたいと強く思う。