白河桃子さんのトークショー『女性のエンパワメントが世の中を変える』に行ってきました
12月から続いてきた長い長い繁忙期に少しだけ目処がついてきたため、昨日は自分にご褒美のつもりで女性のキャリア、ライフプランなどをテーマに活動されているジャーナリスト白河桃子さんのトークショー『女性のエンパワメントが世の中を変える』に行ってきました。
エンパワメントってよく意味が分からないんですが、サクッとググった感じでは、恐らく力をつけて影響を及ぼすという感じですかね。
白河桃子さんのお名前は、男女共同参画的なインターネット上の記事でよくお見かけしてきたものの、どういう主義主張をされているのかイマイチよく存じ上げなかったので、好奇心もあり、参加してみました。短い時間にぎゅっと情報を伝えてくださり、面白かったです。
白河さんは婚活という言葉の火付け役ともなった書籍を始め、さまざまな本なども執筆されていますが、その活動の根底には日本のジェンダーギャップをなんとかしたいという思いがあるそうです。
そんな白河さんによると、昨今、経済界がジェンダーギャップ解消に向けて動き始めているということ。
特にお金の匂いに敏感な業界の取り組みが早いそうです。その一つの事例として、大和証券の副社長に女性が抜擢されたことを紹介されていました。
女性活躍推進について、以前は企業などで講演をすると、なんで女性を活躍させなければならないんですか?から始まり、日本の女性は男性に比べて5倍の時間を家事育児に割いているのに、その上もっと活躍しなさいと鼓舞するような講演を企業には求められていたため、いやだったが、昨今の働き方改革が女性活躍推進を後押ししてくれるようになって、少しづつ講演をやりやすくなってきたそうです。
今までは、過度に女性を差別的に特別待遇して、ゆっくりな脇道(長い育児休暇や時短制度)言い換えると女性だけが家事や育児と仕事を両立させなさい、流れから、男性の育児休暇取得義務など、男女が共同で育児や仕事を両立させる流れに世の中が変わってきているそうです。
特に面白いなと思ったのは、Googleが提唱するイノベーションが生まれる要件に①女性がいること。②多様性があること。③いいねの雰囲気があることです。
イノベーションとは、前提に自由に意見を言い合えるなどの心理的な安心信頼があって、生まれやすいなど、改めてなるほど〜と気づかされました。
『今までの当たり前を壊せるのは女性!女性はもっと自分たちが経済に良い影響を及ぼすということを自ら発信していってください』という力強いメッセージをもらい、行って良かったなと思いました。