会社なんて所詮人生の一通過地点に過ぎないという気持ちを常に持っておくことが大事

昨年、業務ボリュームがどう考えても自分のキャパを超え、体調も崩し、このままでは何のために働いているか分からない、転職しようと思い詰めたものの、状況を訴えて聞いてもらったり、ある程度要望を聞いてもらい改善してもらったりして、結局、今も同じ職場に留まって働いています。

けれど、あのとき感じた、『ここを今日辞めたら』、という感覚は大事にとっておこうと思います。

会社の中では、それなりに立場や、これまで培ってきたささやかなキャリアもあるわけですが、今日辞めたらそれら全てがなくなり、次どこかで働くときは一からのスタートです。

しかし、なくならないものは職種で得た経験や関わった方々とのご縁、そして、職場人生を経て培ってきた自分の人間性です。

働く前のわたしは、もっとネガティブで、過去の失敗から人間不信気味で、驚くことに二十歳そこそこで、まぁ、残りの人生は消化試合みたいなものだと思っていました。

それを、性格診断で極度にポジティブとまで診断されるように変えてくれたのは、それだけではありませんが、やっぱり今いる会社で出会った方々や経験がわたしを変えてくれたのだと思います。

だから、ここにとても感謝の気持ちがあるし、なんらかご恩を返したいし、愛着もあります。一方で、会社は所詮会社、人生の一通過地点に過ぎない、辞めても、人とのご縁は続けようと思えば続けられるし、自分の人生を壊してまでもしがみつく必要はない、大切なことは、この場でどれだけ経験を積み、人とのご縁を大切にしていくこと、ということをいつも念頭に置いておきたいなと思いました。

そうすると、あまり思い詰めず、ある程度肩の力を抜いて働けるのではないかと期待しています。

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